今日は「いい夫婦の日」! 「思わず涙した“夫婦愛”を描いた映画ベスト3」第1位は?
本日11月22日は「いい夫婦」の日! 皆さんはパートナーと仲良く過ごしていますか? ちゃんと愛を伝えていますか?
そんな「夫婦」について考えさせられる、イスラエル映画『ハッピーエンドの選び方』(「THE FAREWELL PARTY (英題)」 アスミック・エース配給)が11月28日(土)に公開となります。
人は自分らしい最期を選ぶ自由はないのだろうか? 人生の最期の選び方というテーマを選びながら、世界中の映画祭の上映会場がたびたび笑いに包まれるほどにユーモラス、そして感動的な作品として大きな話題を呼びました。愛する妻や夫、仲間の最期の想いを大切にしたいというお年寄りたちの奮闘が見どころの本作。鑑賞した多くのマスコミから“イスラエル版”『おくりびと』の呼び声の高い作品です。
アンケート「思わず涙した夫婦愛を描いた映画は?」
死と向かい合いながらも、ユーモアを忘れず仲間のために奮闘するヨヘスケルと仲間の姿、そして、妻・レバーナの認知症という問題に直面したヨヘスケル夫婦の絆の深さが感動を呼び、ヴェネチア国際映画祭観客賞受賞、ロッテルダム国際映画祭観客賞ノミネートほか高く評価された映画『ハッピーエンドの選び方』。今回、試写会で、配給のアスミック・エースが、 「思わず涙した夫婦愛を描いた映画は?」とのアンケートを行い、総勢115人が回答。
接戦を制し、栄えある1位に輝いたのは、何度も観たい名作と評されることも多い『きみに読む物語』(04)。主演のライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスの名を一躍、世に知らしめた作品です。「身分違い、アルツハイマー、それでも愛を貫く姿に感動し、何度も観ています」、「永遠の愛を感じさせてくれる」、「大切な人が自分を忘れてしまっても愛し続ける姿に涙」など高い評価がされている。
2位は『私の頭の中の消しゴム』(04)。『きみに読む物語』と同じように妻がアルツハイマーになってしまうが、若い年齢での発症に衝撃もかなり大きく、寄り添う夫の姿に涙した人が多数。「重いテーマにもかかわらず、透き通るような後味でした」、「ベタベタなラブストーリーだからいい!」などの声が集まった。3位は『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)。「妻との思い出のシーンに序盤から泣けた」、「頑固なおじいさんだからこそ、妻を思う気持ちが心を打ったのかも」とおじいさんのツンデレぶり?も評価されたよう。
他に候補に上がった主な作品は、次点となった『いま、会いにゆきます』(04)のほかに、 『HANA-BI 』 (97)、『明日の記憶』(06) 『P.S. アイラヴユー』(07)、『ぐるりのこと』(08)、『今度は愛妻家』(09)、『あなたへ』 (12)など。
11月22日は「いい夫婦の日」。病気などの障害が立ちはだかったとき、どのようなを選択するか? これらの作品を観て、夫婦であらためて考えてみるのもいいきっかけかもしれません。
『ハッピーエンドの選び方』でも妻のレバーナが認知症を発症します。親友のために自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明したヨヘスケルだが、果たしてふたりはどのような日々を送るのか? どのような最期を選ぶのか? タル・グラニット監督が「世界中のどこで上映しても、同時に泣いて笑ってという映画は初めてと言われた」と語るように、思わず涙する夫婦愛がユーモアとともに描かれた本作に注目です。
『ハッピーエンドの選び方』
発明好きのヨヘスケル。病に苦しむ友人から頼まれた秘密の発明が、思わぬ評判を呼んでしまい!?
エルサレムの老人ホームに暮らす、発明好きのヨヘスケル。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、発明で安らかに死なせてほしいと頼まれる。妻レバ―ナは猛反対するがお人よしの彼は親友を助けたい一心で、自らスイッチを押して苦しまずに最期を迎える装置を発明する。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、依頼が殺到してしまい!?そんななか、愛するレバーナに認知症の兆候があらわれ始めて・・・。残された時間と向き合って見えてくる、人とのつながり、人生の輝き。ヨヘスケルとレバ―ナの選択とは?
(C)2014 PIE FILMS/2-TEAM PRODUCTIONS/PALLAS FILM/TWENTY TWENTY VISION.
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。