誹謗中傷で訴訟のゲームメーカー「2ちゃんねるを訴える予定はない……が!」
多くのサイトに自社の誹謗中傷や誤解を与える内容の書き込みやシステムがあるとして、公式サイトに “誹謗中傷に関するお知らせ” を掲載していたゲームメーカーのカルチャーブレーン。誹謗中傷の具体例のなかに『2ちゃんねる』というサイト名が掲載されていたため、「カルチャーブレーンが『2ちゃんねる』を訴えるかも!?」という噂が飛び交っていた。このことは当『ガジェット通信』の記事 “ゲーム界の重鎮・カルチャーブレーンが『2ちゃんねる』に法的処置か” でもお伝えした。
カルチャーブレーンが『2ちゃんねる』に嫌悪感を持っている理由は次の通り。『2ちゃんねる』に書かれたインターネットサイトのURLは、クリックしても直接該当するサイトには移動せず、一度クッションページと呼ばれる「他のサイトに移動しますが良いですか?」という確認ページに移動することになっている。クッションページは、本当にそのURL(サイト)に進みたいのかどうか再確認するのための大切なページでもある。カルチャーブレーンは、自社のURLが『2ちゃんねる』に書かれた場合、クリックすると自動的に移動するクッションページに表示されるエッチな広告が、自社のイメージダウンにつながると考えているようである。
そのことについて『2ちゃんねる』を訴えようとしてるのだろうか? しかし、噂だけが錯綜している状態で、実際のところどうなのか真相は不明のまま。ということで、カルチャーブレーンに取材をし、事の真相をうかがってみた。本当に『2ちゃんねる』を訴えるのだろうか?
カルチャーブレーンによると、「あくまで『2ちゃんねる』は具体例としてあげただけで、訴える準備はしていませんし予定もありません。しかし、他のサイトなどに対しては実際に訴訟を起こして戦っていますので、今後はどうなるか分かりません」、「弊社のゲームは女児向けのものが多いので、親御さんに誤解を与えたくないだけです」とのこと。しかし、クッションページはカルチャーブレーンのURLではなくても、どのURLだとしても必ず移動するページとなっている。このことに関しては、「カルチャーブレーンのサイトURLだけクッションページに行かないようにお願いするかもしれない」とのことで、まだまだ苦闘は続きそうだ(このニュースの詳細記事はこちら)。
イラスト: まそ先生
■ほかにもゲームに関するニュースがあります
お誕生日おめでとう! ギャルゲーの女の子の誕生日を祝うファン
ゲーム界の重鎮・カルチャーブレーンが『2ちゃんねる』に法的処置か
Xbox360ギャルゲー開発者「キャバクラではありません!」とコメント
『モンスターハンター3』が雑誌とコラボレーションしまくりな件について
ニンテンドーDS『メイドイン俺』でエッチなゲームばかり作る人!
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。