泊まれる本屋 BOOK AND BED TOKYOレポート 店内はどうなってるの?
泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」
泊まれる本屋をコンセプトにしたホステル・BOOK AND BED TOKYOが11月5日に東京・池袋にオープンしました。
同店舗は、たくさんの本に囲まれながら読書を楽しめるうえに、そのまま寝落ちできてしまう幸せな瞬間を体験できるのが醍醐味の施設となっています。
オープン前から国内外のさまざまなメディアに取り上げられ、大きな注目をあつめました。すでに年内いっぱいは予約者でほとんど埋まってしまっているとのこと。
今回は、そんなオープンしたばかりのBOOK AND BED TOKYOにお邪魔してきました!
本を読むためだけの空間が池袋に!
BOOK AND BED TOKYOは、飲食店などが数多く立ち並ぶ池袋駅西口から徒歩1分ほどという好立地。入居しているビルも、ほとんどが飲食店で占められています。
エレベーターで7階まで一気に上がれば、扉が開いた瞬間に木製の受付が現れます。
呼び鈴を鳴らして店員さんを呼ぶと、店舗内のルールや宿泊する部屋の番号が書かれた紙が手渡され、本屋ではなく宿泊するための施設だということが改めて実感できます。
ちなみに宿泊料金は、部屋の広さによってSTANDARDが一泊4500円、COMPACTが一泊3500円。一度チェックインを済ませてしまえば、16時から翌朝11時まで、ホテルのように自由に出入りすることができます。
本棚
店舗内に入るとまず目に飛び込んでくるのは、フロアいっぱいに伸びた本棚!
あくまで寝落ちすることを軸に選書されているため、小説などしっかり読むものだけでなく、漫画や写真集、雑誌といった流し見できるものまで、幅広いジャンルの本が取り揃えられています。
店員さんにオススメの本をうかがうと、「グルメ系の本もたくさん取り揃えているので、夜中にお腹を減らして天国と地獄を同時に味わいながら眠るのもいいかもしれません(笑)」とのこと。
「店舗への出入りは自由なので、お腹がすいたらグルメタウンでもある池袋の街に出かけてみてください!」
天井を見上げれば、照明が隠れてしまうほどたくさんの本が吊り下げられたディスプレイも。
共有スペース
ソファーが設置されている部分は共用スペースとなっており、座ったり寝そべったりしつつ、自由に会話を楽しみながら本を読むことが可能となっています。
オープン初日には、おもに20代から30代にかけての女性や外国人の方が来店したとのこと。予約者も女性の割合がかなり多いそうです。
しっかりと読書を楽しみたい方は個室スペースで、ゆったり自由に読書を楽しみたい方はロビースペースを利用したりと、思い思いの自由な時間を過ごせるのがBOOK AND BED TOKYOの魅力となっているように感じました。
夜になると池袋の街の夜景が楽しめるため、窓際のソファー席は争奪戦となるほどの人気なのだそうです。
ベッドルーム
ベッドルームは全てあわせて30室が用意されていました。本棚の中にあるBOOK SHELFタイプと、店舗の奥に並んだBUNKタイプの2種類があります。
個室はカプセルホテルのようなつくり。実際にベッドに寝転がってみましたが、寝心地もよく、1人でリラックスして過ごすには十分すぎる空間が広がっています。
個室内のランプは、本やかばんなどをぶつけても安全な工事現場で利用されている頑丈なものが設置されていました。
飲食も可能!
BOOK AND BED TOKYOは、外出可能なだけでなく、なんと飲食物の持ち込みも自由!
お酒や軽食などを近くのお店で購入し、ソファーでくつろぎながら食べ飲みも可能。ポットやトースターまで完備しているので、近くのお店で買った商品を温めることもできます。
外出が面倒くさい場合には、入り口に設置された自動販売機や、1杯150円支払えばコーヒーマシンも利用できます。
本を読むスペースであるだけでなく、もちろん宿泊施設でもあるためシャワールームも3室用意されています。タオルやシャンプー、石鹸、歯ブラシまでついてきて500円でレンタルできるので超お得!
BOOK AND BED TOKYOは、池袋という土地柄、宿泊後の観光地へのアクセスも非常に良いので旅行者の方へもオススメ! ですが、年内にかけて予約がかなり混雑しており、予約なしの急な宿泊は難しいようです。
11月9日(月)からは13時から19時まで利用できるデイタイムも開始されるので、なかなか予約が取れない! という方も、お店の様子を見に行ってみるのにいいかもしれません!
引用元
泊まれる本屋 BOOK AND BED TOKYOレポート 店内はどうなってるの?
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