“欠損女子”バーに反響さまざま 乙武洋匡氏「第三者がどうこう言う筋のものではない」
新宿ゴールデン街にオープンした、義足や義手などになっている“欠損女子”がスタッフとして働くバー『ブッシュドノエル』について、女性向けサイト『ウートピ』が記事で紹介。さまざまな反響を呼んでいます。
義手・義足の“欠損女子”に会えるバーに潜入(ウートピ)
http://wotopi.jp/archives/28686 [リンク]
反応のなかには、ポジティブな内容だけでなく、「気味が悪い」「障がいに真剣に悩んでいる人もいる中でどうなのか」といった否定や懐疑の声も多く集まっていました。
そんな中、『五体不満足』の著者で東京都教育委員の乙武洋匡氏が連続ツイート。「“欠損男子”からすれば、モノズキもいたもんだ」と語りつつ、容姿についてのこだわりも様々で、“デブ専”や“ブス専”の人に対しては「いやあ、ないわあ」と冗談めかして言うかもしれないが頭から否定しないのに、“欠損”は「なぜ特殊カテゴリーなのだろうか」と問いかけ、「まだまだ身体的特徴だと捉えられてはいない」と分析。「オレ、“欠損女子”好きなんだよね」「ええ、マジないわあ…」ではいけないのか、と述べつつ、他人の性的嗜好について「第三者がどうこう言う筋のものではない」とまとめています。
“欠損女子”については、『ブッシュドノエル』のような動きがある前から、義足の女子・アスリートによるファッションショーが行われており、中にはGIMICOさんのように義足モデルとしてさまざまなイベントで活躍している人も登場しています。
それまで社会からは隠れた存在だった“欠損女子”が、表現する場が増えることによって、今後も賛否両論が渦巻くことになりそうですが、一方でその魅力に気づく人も着実に増えていくことになるのかもしれません。
※画像は乙武氏の公式サイトより
http://ototake.com/mail/547/ [リンク]
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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