絵師「5月病マリオ」が早描き披露 吉田照美&みうらじゅんが嫉妬と賞賛
ニコニコ動画で活躍中の”絵師”・5月病マリオさんが2011年5月25日、ニコニコ生放送の番組「吉田照美&みうらじゅんのときどきアートライフ」に出演した。5月病マリオさんは、フリーアナウンサーの吉田照美さんと漫画家・イラストレーターのみうらじゅんさんの会話をもとに、その場で早描きをするパフォーマンスを披露。そのクオリティの高さに、吉田さんから「うまいなぁー。なんでこんな早く描いちゃうの? 気に入らないんだけど」と、嫉妬と賞賛の入り混じったコメントが述べられた。
5月病マリオさんは2008年、「マリオが五月病にかかったようです」という2ちゃんねるのスレッドにイラストを載せて脚光を浴び、ニコニコ動画の「描いてみた」ジャンルでも絵師(漫画やアニメのイラストを描く人)として活躍。2009年に『赤ずきんちゃんがずきんを脱いだようです』、2010年には『赤ずきんちゃんが不思議の国に迷い込んだようです』(共にマイクロマガジン社)を刊行している。
番組では吉田さんとみうらさんが、昭和時代のオヤジ話と下ネタを中心にトーク。これには5月病マリオさんも題材に苦慮し、筆が止まる場面があったが、そんな中でも「ジョジョ」風のみうらさんや、吉田さんが描いた版画家・川瀬巴水の松島双子島の模写などをイラストにして披露した。
吉田さんは、5月病マリオさんのイラストの上手さに「気に入らないんだけど」と嫉妬。一方、みうらさんは吉田さんとのツーショットが描かれた作品を見て、「これからこれをアー写(宣材写真)にするかな」と、その出来栄えに感心した様子だった。
◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]早描きイラストへの嫉妬と賞賛部分から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv50338555?ref=news#27:40
(ふじいりょう)
【関連記事】
ドワンゴ新人研修は「絵本づくり」 大塚英志が教える「物語のつくり方」
みうらじゅん「東電の仕事は全部断った」
マリオが悪役だったこともある 「ゲームに登場する印象的な悪役」といえば
ウェブサイト: http://news.nicovideo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。