【まめち】成人式が最初に行われたのはあの町だった!?
20歳を迎えた成人を激励・祝福する行事、成人式。毎年1月の第2月曜に行われており、昨今ではその成人式も荒れ気味な年が続いている。古くからは市長に向けてクラッカーを鳴らしたり、その場でお酒の一気飲みをしたりと成人式と同時にやりたい放題の若者のであふれかえっていた。
そんな成人式だが、全国で最も早く行われたのはどこかご存じだろうか。それは埼玉県蕨市(わらび)だ。戦後間もない頃に蕨で行われた“青年祭”が元となっている。当初は学校の校庭にテントを張って行われこのとき行われた“成年式”が全国に広まり全国でも成人式が行われるようになったという。
蕨はまだこのほかにも、ミス織姫が毎年決められていたり多くの有名人を産出している。その中でもミス織姫に選ばれることは名誉なことだという。蕨中をパレードで練り歩くのだがその道中最も主役的存在なのがミス織姫なのだ。そんなミス織姫になったことある女性に蕨について伺ってみることにしたぞ。蕨の良いところってなんだろうか?
元ミス織姫:
蕨の良いところを一言で言うと、日本一小さな市でありながら、実は意外と多くのネタを持っているところかなと。一番の自慢は、成人式発祥の地であること!国民的行事の“成人式”は、実はこんなに小さな市から生まれたんです。驚きじゃないですか!?
先ほども書いたようにやはり成人式発祥地というのはかなり地元の人にとってはかなり自慢できることだという。ただ蕨はまだまだ自慢できることがあるらしいぞ。続いてコメントを貰ったぞ。
元ミス織姫:
二番目は~……、芸能人産出の町であることでしょうか。
例えば、小島奈津子アナウンサーとか、町亞聖アナウンサーとか、アルフィーの高見沢さんとか。高見沢さんは、蕨の新しいマスコットキャラクター『エンジェルわらぶー』もデザインしてくれました。
と、蕨からは多くの有名人を産出しているという。上記に挙げられたアルフィーの高見沢氏は市制50周年を記念して新キャラクター『エンジェルわらぶー』をデザインしてくれたのだという。
歴史的な建物やお祭りも色々ありますが、私が好きなのはやはり中山道 蕨宿。ミス織姫のとき織姫道中大行列でも、ここを山車に乗って歩きました。風情があって、この一本道だけは、タイムスリップしてしまったような気分に浸れます。お祭りでは、11月3日のこの宿場祭りか、8月に開催される機祭り(七夕祭り)がオススメです。
最後に蕨市民公園もオススメです。緑がたくさん、そして川もあり、アスレチックもあって。昔は毎週ここで姉とザリガニ釣りをしていました。アメリカザリガニが結構取れるんですよ。
蕨と言えばパッと思いつくことがないかもしれないが、今回の記事により蕨=成人式の町と覚えてもらったかな? 一見何もなさそうだがこんなにも奥が深い町だったわけだ。そんな蕨だが、石原良純が蕨市PR大使を務めているのはご存じだろうか? これは『中井正広のブラックバラエティ』の企画によるもの。
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