本気のダイドーが『デミタスコーヒー』に付けた“ナムコ プレート”全種類【写真アリ】
ダイドードリンコは2015年秋の『ダイドーブレンド デミタスコーヒー』シリーズ3品をリニューアルしました。
このリニューアルに伴い、『ダイドーブレンド デミタスコーヒー』と『ダイドーブレンド デミタス微糖』を対象にプレートチェーンが付いてくるオンキャップキャンペーンを2015年9月1日より行います。
オンキャップの中に入っているのは……バンダイナムコの名作ゲームのワンシーンをドットで再現したプレートチェーン。ダイドードリンコさんのご好意により、発売に先駆けてこの『ナムコ プレート』を全種類紹介してみたいと思います。
ゲームタイトルは全部で7種類
オンキャップは全部で7種類。それぞれ、キャップのサイドにゲームタイトルがシールされているので、何が入っているのか一目でわかるようになっています。
01.パックマン
全てはココから始まったと言っても過言ではない、いまなおシリーズが出ている歴史的タイトル。(いや、スタートは『ジービー』からだ!という異論は認めます)02.ギャラガ
自機を奪われて、いや奪わせてから奪回して攻撃をパワーアップさせられるという、インベーダータイプのシューティングゲームから一線を画したタイトルです。03.ディグダグ
ポンプ攻撃もできるが罠(岩)を仕掛けてまとめて倒す、というプレイヤーの戦略性をより一層強めたアクションゲーム。あまりの人気ゆえ多くの海賊版もあちこちのゲームコーナーに出没しました。04.ゼビウス
シューティングゲームに“物語”を持ち込み、日本中にムーブメントを起こしたタイトル。ゲームデザイナー遠藤雅伸の名を知らしめた作品でもあります。05.マッピー
ドアやトランポリンなど多くのギミックと、複雑なアルゴリズムで動くキャラクターの奥深さはもちろん、その楽曲でゲームファン以外の心もわしづかみにしました。敵も味方もキャラクターが可愛い!06.ドルアーガの塔
宝箱を出さなければクリアできない。けれども宝箱の出し方はどこにも書いていない、という当時にしても“鬼”としか言いようのないタイトル。しかしその神秘性と物語に魅せられたファンは非常に多く、いまでも語られています(後述)。07.ファミスタ
対戦型の野球ゲームの代名詞ともなった伝説的タイトルです。野球好きとゲーム好きとの“コミュニケーションツール”たり得ました。発表年度ごとに当時の球団のパワーバランスがゲーム内に反映されていたのも印象的です。
完全に余談ですが、『ドルアーガの塔』のプレートについては、『ドラゴンスレイヤー』(18階で入手。アーケード版では緑色)を装備し、『ハイパーガントレット』(26階で入手)以前でグリーンスライムと戦っている事から、22階であると判断しているドルアーガマニアの方がtwitterにいらっしゃいました(すごい!)。
ちなみに念のため。ダイドー缶コーヒーのキープレートチェーンにおける、『ドルアーガの塔』の場面が22階で確定なのは、ドラゴンスレイヤーを取って(18階)から、ハイパーガントレットを取る(26階)までの間で、グリーンスライムが出現するのが22階しかないからです。
— 『ドルアーガの塔』研究室 (@druaga_to) 2015, 8月 26
https://twitter.com/druaga_to/status/636376570072973312[リンク]
いわゆる“ナムコ黄金期”の代表作を含むチェーンプレートだけに、ハートがギュンギュンしてしまう人、続出ではないでしょうか。
魅力たっぷりの景品だけに、ついつい長めに語ってしまいましたが、“本体”であるダイドー『デミタス プレミアム』は相当、美味いですよ。
ちゃんとコーヒーの味がする『デミタス プレミアム』
何を言っているんだと思われるかもしれませんが、『ダイドーブレンド デミタス プレミアム』は「ちゃんとコーヒーの味がします」。
ここ最近の話で言うと、コンビニの店頭で飲めるプレミアムコーヒーやオフィスや自宅用の本格コーヒーマシンの登場により、一般的にはいわゆる「ちゃんとしたコーヒーの味」が安価に浸透しつつあります。
対して「缶コーヒー」というジャンルは、その手軽さがある一方、前出の「ちゃんとしたコーヒーの味」とはまた別の独自路線をこれまで歩んできました。
缶コーヒーは主にコストの関係上、リッチな豆だけを使うことは出来なかったので、香料を用いて「コーヒー感」を補ってきたのがその“独特感”を生んだ一因でしょう。
しかし今回の『デミタス プレミアム』は一切、香料でコーヒー感を補っていません。プレミアム豆を最大1.5倍増量し、牛乳を使い、これまでの缶コーヒーとは違うベクトルを持った味です。その向きは、明らかに「コーヒーそのもの」でした。
喫茶店の水出しアイスコーヒーと飲み比べ
正直なところ、筆者は、従来の缶コーヒーの香料から来ているであろう独特の味わいがちょっと苦手でした。全くコーヒー通ではないですが、そんな理由で缶コーヒーは敬遠してました。ごめんなさい。
そんな自分ですが、今回、喫茶店の水出しアイスコーヒーと比較しながら『デミタス プレミアム』と他社プレミアム缶コーヒーを飲んでみる、という試みをしてみました。
面白かったのは、ダイドーの『デミタス』が喫茶店と同じ「コーヒー」の延長線上にある、と思える仕上がりだったのに対し、他の缶コーヒーは「コーヒーっぽい別の飲物」だったことです。
もし筆記具に例えるなら、線の太さや濃さは違えど「喫茶店のアイスコーヒー」とダイドー『デミタス』は同じ“鉛筆”だけれども、他の缶コーヒーは全く別の筆記具である“木炭”とか“クレヨン”かなあ、というくらいの印象の差がありました。
ちなみに、『デミタスBLACK』は繊細でクリアな味わい、『デミタス微糖』は前半の香りと後半のコクのグラデーション、『デミタスコーヒー』はミルクと砂糖とコーヒーのバランス感、それぞれを楽しんでみてほしいと思います。
同じシリーズなのに担当を分けた
『ダイドーブレンド デミタスコーヒー』は今回、『デミタスコーヒー』『デミタス微糖』『デミタスBLACK』のそれぞれに個別の製造担当を付けて、100種類以上の配合パターン作成と試飲を行ったそうです(通常は、1ブランドに1担当が基本)。そのため、同じブランドだけれども、三者三様、味の印象はいずれも個性的でした。
例えコーヒー豆の値上がりで利益が削られても、逆に『デミタス プレミアム』シリーズでクオリティ(と原価)の上乗せをしてしまう頑固さが、いまのダイドードリンコの矜持とも言えそうです。
今回のプレミアムな景品をきっかけに、缶コーヒーでも味わえる「ちゃんとしたコーヒーの味」、是非楽しんでみてください。なかなか、あなどれませんよ。
ダイドーブレンド|ダイドードリンコ
http://blend.dydo.co.jp/ [リンク]
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