海岸に近づくほど街の風景が変わってゆく 被災地・気仙沼から生放送

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 あれから約1ヶ月――2011年4月8日、ニコニコ動画で生放送された「東日本大震災・現地リポート」では、ニコニコニュースの亀松太郎編集長が、東日本大震災の爪あとが生々しい気仙沼漁港周辺の様子をリポートした。

 宮城県の北東端に位置する気仙沼市は、マグロやカツオなどの遠洋漁業の基地として有名な港町。東日本大震災では、地震にともなう津波によって漁港全体が壊滅的な被害を受けている。番組はJR気仙沼駅から気仙沼漁港にかけて車で走りながらリポートをする形で行われ、海岸に近づくほど津波の被害が大きくなり、街の風景が変わっていく様子が伝えられた。

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JR気仙沼駅
津波の被害は比較的小さい

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気仙沼駅近くの交差点
前日4月7日に発生した震度6強の余震のため、
市内は停電中で信号機は点灯しておらず

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一見すると特に何の影響も受けていないような地方都市の風景

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海岸が近づくにつれ道路の脇に瓦礫の山が現れ始める

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出発点のJR気仙沼駅と同じ市内とは考えにくいほど
海岸から近い場所は被害が大きい

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津波の際に陸に乗り上げ、そのまま残っている漁船

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津波の被害が大きい気仙沼漁港周辺

東日本大震災・現地リポート ~気仙沼漁港周辺から~
「街の風景が変わっていく」部分より再生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv45946963#08:44
(番組はタイムシフト機能で2011年4月15日まで視聴できる)

(山下真史)

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