【今週公開のコワイ映画 2015/8/21~】 『死霊高校』『ムカデ人間3』『ディアボリカル』 映画祭『夏のホラー秘宝まつり』[ホラー通信]
今週公開の怖い映画をご紹介します。夏休みも終わりにさしかかる時期ですが、8月22日がすごいことになっております。インパクト抜群のホラー映画3作品にくわえ、ホラー好きは見逃せない映画祭もスタートいたします。
まずは『死霊高校』。かつて出演した生徒が事故死したことのある呪いの演劇『絞首台』をよりにもよって再演しようとしていた高校生たちが、深夜の学校に閉じ込められ、首を吊られていく……という恐ろしすぎるホラーです。真っ暗な深夜の学校ってなんだかもうそれだけでハラハラしてしまいますが、観る者の不安感はすべて的中、おっそろしいことがバンバン起こりますので、覚悟を決めてご鑑賞あれ。
そして、みんなが待ってたシリーズ完ケツ編……いや、完結編『ムカデ人間3』がいよいよ公開! 人間の口とお尻をつなぎにつないで早4年、最後につながれる人数は500人でございます。ホラー通信でも、元祖ムカデ人間の先頭・北村昭博さんとつながってみたり[リンク]、監督にインタビューしたり[リンク]、色んな形でご紹介しております。是非劇場で、たくさんのムカデファンとともに、その最後を見届けましょう……!
お次は『ディアボリカル』。『ファイナル・デスティネーション』のアリ・ラーター主演作品なのですが、ジャンルが“SFタイムトリップホラー”となっております。な、なにそれ……! “家の中になにかがいる”という、オカルトホラーによくあるテーマながら、怨霊や呪いではなく時空を超えて“それ”がやってきていた、ということらしいのです。ちなみに、家の中にいるのは“血まみれの怪人”です。や、やだぁ……。どんな真実が潜んでいるのか予想もつかない『ディアボリカル』、どうぞお楽しみに。
さて! 「夏なのにまだお祭りに行ってない!」「まだまだお祭りに行き足りない!」というあなたはこんなお祭りはいかがでしょうか? 昨年に続き、キネカ大森にて開催となる『夏のホラー秘宝まつり2015』でございます。ホラー映画の新作・名作を連日上映する他、トークイベント、上映作品の人気投票なども行われる楽しすぎるお祭りでございます。今年の見どころは『ヘルレイザー』シリーズ3作のリバイバル上映。新作の上映には待望の日本公開となる『ABCオブ・デス2』もございます!
さあ今週は大忙しですね! みなさんスケジュールの調整をがんばって、夏の最後に思いっきりホラーをお楽しみくださいませ。それでは今週も行ってらっしゃい!
『死霊高校』 8月22日公開
<ストーリー>
ビデオカメラを手に、深夜の学校に忍び込んだ男女4人の高校生。狙いは、明日公演予定の演劇「絞首台」を中止にすべく、セットを破壊すること。しかし、誰もいないはずの校内で20年前のニュース映像が流れているのを目撃する。―「高校演劇“絞首台”の上演中、主役のチャーリーが首を吊られ死亡しました」
その瞬間、学校は出口なき恐怖の密室と化し、孤立無援の暗闇のなかで、4人は何者かに追い詰められていく……。やがて明らかになる20年前の惨劇の恐るべき真相とは? それを知ったら最後、もう誰も生きては帰れない―!
上映館:新宿ピカデリーほか全国
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リンク:映画『死霊高校』公式サイト
『ムカデ人間3』 8月22日公開
<ストーリー>
アメリカ某所にある凶悪犯ばかりを収容した巨大監獄ジョージ・ブッシュ刑務所。絶対的独裁者として君臨する所長のビル・ボスは、自らの欲望のままに施設を運営し、秘書のデイジーを性奴隷として扱い、囚人たちの人権など無視して暴虐の限りを尽くしていた。だが、そんな無軌道な運営が祟り、彼の刑務所は全米で最も暴動が多く、職員の離職率が一番で、何よりビルが囚人たちを虐待するため医療費も全米一となっていた。あまりにも酷い状況に、州知事から解雇をチラつかされたビルは、囚人全員の去勢を思いつく。それによって囚人たちは大人しくなり、施設の経営も安定すると考えたのだ。一方、刑務所の会計士にしてビルの右腕ドワイトは、自ら大ファンである映画『ムカデ人間』と『ムカデ人間2』をビルに見せ、この映画こそ刑務所経営を健全化させる最良のアイデアだと力説するのだった。ビルはその提案を一度は一蹴するが、試しに自らの手で去勢した囚人がまったく大人しくならなかったのを見るや、ドワイトがオランダから呼んだトム・シックス監督の「私の映画は100% 医学的に正確」という意見を聞き、500人の囚人を全員つなげてしまうという暴挙を実行に移そうとする――。
上映館:新宿武蔵野館ほか全国
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リンク:映画『ムカデ人間3』公式サイト
『ディアボリカル』 8月22日公開
<ストーリー>
とある郊外の住宅街で幼い息子と娘を育てているシングルマザー、マディソン(アリ・ラーター)は、夜ごと繰り返される不気味な出来事に悩んでいた。家の中で謎の発光現象や震動が発生し、顔面が溶け、体が血まみれの怪人がどこからともなく出没するのだ。警察には相手にされず、超常現象の専門家も何かに脅えて逃げ出してしまい、原因はまったくわからない。やがて壁や天井からも現れるようになった怪人の恐怖はエスカレートし、マディソンの子供たちまで襲い始める。その極限状況のさなか、インターネットで怪しげな研究所の存在を知ったマディソンは、科学教師の恋人ニックとともに本格的な調査を開始。やがてマディソンが突き止めたのは、時空の概念を超えた驚愕の真実だった……。
上映館:渋谷TOEIほか全国
この映画の記事:血まみれの怪人が夜な夜な我が家へ…… 時空を超えるSFホラー『ディアボリカル』日本公開決定
リンク:映画『ディアボリカル』公式サイト
映画祭『夏のホラー秘宝まつり』 8月22日スタート
<上映作品>
ヘルレイザー
ヘルレイザー2
ヘルレイザー3
バスケットケース
ABC・オブ・デス
ABC・オブ・デス2 ※新作
メキシコ・オブ・デス ※新作
人間まがい ※新作
上映館:キネカ大森
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リンク:『夏のホラー秘宝まつり』公式FBページ
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