『なんばグランド花月』の出演者が通う洋食屋でオムライスを食す @『洋食屋カトリーナ』
大阪なのに、まさかの”オムライス特集”と化しつつある『爆食放浪記』ですが、基本的には筆者が美味しいと思う食べ物だけを紹介するので、結果的に”オムライスな気分”の時はオムライスが連続するのは仕方ありません。
あと、さして”爆食”言うほど食べていない様に思われる本編ですが、実は”オムライス3連食!”とか普通にこなしてるんで、そこんとこヨロシクDEATH!
と、言う訳で今回もオムライス特集的な何かで、あの『洋食屋カトリーナ』で御座います。
『なんばグランド花月』から徒歩1分弱の立地
難波と言えば笑いの聖地『吉本興業』の本社があり、あの『なんばグランド花月』が観光スポットとして有名です。
もっとも、さして『吉本興業』のタレントに興味がない筆者的には、あまりメリットはありませんが、周辺には美味しい店もチョイチョイあるので、グルメスポット的な何かとしてはスルーする訳には参りません。
『洋食屋カトリーナ』の店内には有名人の色紙がズラリと並び、誠に壮観で御座います。
セットがお得な『洋食屋カトリーナ』
近辺には老舗の洋食屋さんや名店が多くあるのですが、筆者的にイチオシなのは『洋食屋カトリーナ』ですね。
「安い、美味い、早い」
この三拍子が揃っていて、店内も明るく清潔感があり接客も柔らかく、落ち着いた雰囲気で食事を楽しむ事が出来ます。
若干、他の名店ほどにメディアで紹介されていないので、あまり行列が出来たりしないのも筆者的にはポイント高いですね。
しかし!
それは単純に『洋食屋カトリーナ』の知名度が高くないだけであり、その実力は筆者も名店と認めるレベルにあります。
『トリプルセット』(980円)を所望する!
基本的に店のメニューを見れば、その店の得意とする料理は分かるのですが、この『洋食屋カトリーナ』は”フライ系”の料理がイチオシと見ました。
とは言え、今回はオムライスなフィーリングなので、実に悩ましい所です……。
しかし!
そんな貴方に『洋食屋カトリーナ』の『トリプルセット』がお薦めで御座います。
オムライスに自慢のフライ料理がトリプルった豪華なメニューですが、何気に値段は「980円」とリーズナブルで、むしろ”オムライス単品(700円)”とかオーダーする人がいるのか、疑うレベルのバリューメニューです。
『クリームコロッケ』
今回も”複合メニュー”なので「美味しく食べる為のセオリー」的な何かが必要かと存じます。
素人であればメインの『オムライス』を我慢出来ずに手を出してしまうでしょうが、それは罠です。
まずは時間と共に美味しさが激しく失われる”フライ料理”から食べるのがベストです。
と、なると味の薄い『エビフライ』が正解な気もしますが、最初に「フライ料理の花形選手」に行ってしまうのは、如何なモノかと存じます。
と、言う訳で正解は『クリームコロッケ』でした。
まあ、ソコは確実に好きな様に食べるべきですが、筆者ならこうなります。
肝心の『クリームコロッケ』の味ですが、コレは絶品ですね。筆者は基本的に「ノン・ソース派」ですが、ベシャメルソースの味付けがしっかりしているので、そのまま食べても美味しいです。
『ヘレカツ』
豚肉の柔らかい部位でトンカツと言えば、ロースカツかヘレカツが一般的です。肉の部位としては”ヒレ”とか”フィレ”とか呼ばれていますが、料理としての名称は『ヘレカツ』でも正解です。
特に古い店の場合は『ヘレカツ』とメニューに書くので、この『洋食屋カトリーナ』の御主人は、きっと老舗の洋食屋さんで経験を積んだのでしょう。
味の方はバッチリでして、その火加減と言うか熱の入れ方は完璧で、ヒレ肉の旨さを存分に味わえます。
『オムライス』を食す!
さんざん揚げ物を先に食べろと言った挙げ句、美味しいモノは最後に残す派の筆者で御座います。
そろそろ本日のメインイベント『オムライス』を食べてみようじゃ、あ~りませんか。
まあ、オムライスのレビューとか書くよりも、写真を見て判断して頂いた方が正解な気がしますね。
さんざん大阪でオムライスを食べて来たにも関わらず『洋食屋カトリーナ』のオムライスを食べて感動した事実。それが全てを語っています。
特にココが突出していると言うアピールポイントは無いのですが、ベーシックスタンダードなオムライスとしての完成度は高く、デミグラスソースと卵、ライスが一体となった『洋食屋カトリーナ』のオムライスは、確実に大阪に訪れたら食べるべき一品かと思いました。
最後は『エビフライ』でフィニッシュ!
そして大事にとっておいた『エビフライ』でエンディングを迎えます。ちなみに『洋食屋カトリーナ』の『エビフライ』は開いてあるのが特徴です。
筆者も初めて”開かれたエビフライ”を食べましたが、コレはコレで良いと思います。劇的に味が変わるって程ではありませんが、衣の面積が増えるのでサクサク感が当社比125%UPです。
あと料理的には海老に火が早く入るので、より高温でサクっと揚げる事が可能かと思われます。
つまり、高温で衣をイイ感じに揚げたら、あとはバットで油を切っているうちに余熱で火が入るイメージですね。
そう考えると革命的な『エビフライ』な気がしてきました。これなら作る側も食べる側もメリットがあります。
味の方をレポートするのを忘れていましたが、まあ『エビフライ』は海老フライの味がします。
タルタルソースは酸味を抑えてマイルドな仕上がり、これは”全エビフライマニア”が歓喜する案件かと存じます。
尻尾もカリっと揚がっているので、残さず食べると良いでしょう。
『洋食屋カトリーナ』 総評
そのオムライスの美味しさも唸るレベルですが、やはり”フライ料理”の美味しさは頭ひとつ飛び抜けている感じですね。
大阪と言うと”串カツ”なイメージですが、冷静に考えると同じフライ料理であれば、洋食屋さんで食べるのも正解かと思われます。
まあ、こう書くと”串カツ全否定”みたいな感じで、確実に大阪市民の抹殺リストに載ると思われますが、正直なところ”串カツ”は雰囲気半分なイメージで、どんだけ”串カツは美味しい!”と言われても、筆者は海老のフライはタルタルソースで食べたいのです。
結果、本当に美味しいフライ料理を大阪で食べたいと思ったら、この『洋食屋カトリーナ』で
『サービスセット』(ヘレカツ、エビフライ、コロッケ、チキンカツ、魚フライ、生ビール付で980円)
を食べながら一杯やりたい筆者がいます。
と、言う訳でオムライスよりもフライ料理に持ってかれた感は否めませんが、みなさんも『洋食屋カトリーナ』で『トリプルセット』を食べてみて下さい。
ちなみに御会計の時に「100円引き券」をサービスで貰える事もあるので、次回からは更に安くなる事も最後に付け加えておきましょう。
『洋食屋 カトリーナ』
大阪府大阪市中央区難波千日前10-16 ベスト!Mビル 二階
営業時間 11:00~20:30
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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