【検証】西武プリンスドームに無料で入れる裏ワザを試してみた
かつて西武プリンスドームにまだ屋根がない『西武ライオンズ球場』だった頃、こんな裏ワザが存在するというウワサがありました。
「プロ野球の試合で7回裏が終わると、球場の中に無料で入れる」と。
入場口のスタッフが片付けの仕事に回るため、自由に入場できるようになるというのです。
私はまだ小学生だった当時、頻繁に西武球場へと足を運んでいたのですが、ファンクラブのジュニア会員はそもそも無料で入場できたため、この裏ワザを試したことはありませんでした。
しかし、7回が終わるとチケットを確認するスタッフがいなくなり、内野指定席の方へ自由に入れるようになっていたのは確かに覚えています。
7回までは外野で応援をし、8回になったらいい席に移動するという観戦の仕方をよくしていたものです。
これもきっと同じ原理なのでしょう。であれば、きっと入場も無料でできるはず!
というわけで、当時から20年たってしまったが、そのウワサが本当なのか試してみようと思います!
西武プリンスドームへGO!
2015年8月某日。西武プリンスドーム。
この日は埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズのナイターが開催されていましたが、ファイターズの先発は二刀流の大谷投手!
これはなおさら裏ワザの成功に期待が高まります!
まずは入場口に行ってみると、当然ながらスタッフがたくさんいて、来客の対応をおこなっています。
試合はまだ始まったばかり。
球場の周りでゆっくり時間つぶしをして待つことにしましょう。
周囲は時間つぶしスポットが充実!
時間つぶしをするために、まずは飲食物を買い込んでおきたいところ。
そこでオススメなのが球場最寄りのファミリーマートです。
道路に出てすぐのところにあるので非常に便利!
球場内での買い物は割高になるので、普通に観戦するときもここで買い物しておくとお得です。
買い物を終えたら、球場の外にはたくさんイスやベンチがあるのでそこに戻ります。
ここに座ってゆっくり試合の経過を見守ろうかと思います。
そして、コンビニで調達したお酒とツマミをいただきながら、スマホで試合速報をチェックします。
球場から漏れてくる歓声や応援を聞きながら、気分はまるでビアガーデン!
試合は見れないけど!
でも、「試合速報は結構リアルタイムで配信されてるんだなあ」とか、いろんなことにも気がつけるので、これはこれでなかなかオツなものです。
もちろん、コンビニで買い物をしなくても、球場の周囲にはおいしそうなグルメの店がいっぱい!
そこらじゅうからいい匂いがしてきます。
ここで食べ物や飲み物を調達してもいいですね!
お店がたくさんあって賑わっているのに、お客さんはみんなどんどん球場の中に入っていくので、周囲はまったく混雑をしていないのでかなりいい環境です!
野球観戦の雰囲気だけ味わいながらビールを飲みつつ、パソコンをいじったり、ゲームをやったり…。
これはすごく贅沢!
混みすぎてるビアガーデンなんかに行くより全然いいかもしれません!
そしてまったりと時間つぶしを楽しんでいると、気がついたら試合はもう7回裏!早い!
緊迫した投手戦になったため試合展開がかなり早かったようです。
いい気分で楽しんでいたので、席を立つのがかなりめんどくさくなってしまいましたが、片付けて検証を再開します!
検証再開!無料で入場できるのか!?
そして再び入場ゲートへ。
大谷投手もまだ投げてるみたいだし、一刻も早く中へ入りたい!
…と思いきや、あれ…?
8回になったのに、バッチリ係員が…。
再入場をする人も明らかになにか手続きを行っています。
これはとても無料で入れそうにないぞ…。
そのまましばらく観察を続けてみましたが、どうやら球場の外で買い物をするために一時退場と再入場をする人がかなりいるようでした。
昔よりも球場の外の飲食店が充実したので、そちらで買い物をするという選択をする人が増えたのでしょう。
これだけ出入りが激しいとなると、入口のスタッフを片付けに回すなんてことはどう考えてもできないはず…。
とりあえず、当時はできたのかもしれませんが、現在は残念ながらこの裏ワザはできないようです。無念…。
検証失敗!でも雰囲気は最高!
仕方ないので、再び先ほどまでいたイスに戻り、ビールのおかわりを片手に試合の雰囲気だけを楽しむことにしました。
もちろんこのまま帰宅してもよかったのですが、この雰囲気はとにかく素晴らしい!
この後もサクッと試合が終わったので、結局そこまで長い時間はいられませんでしたが試合終了まで雰囲気を楽しんでしまいました。
駅から球場にまっすぐ向かってしまうとなかなか気づけませんが、西武プリンスドームは周囲に自然が多く、外飲みをするのにはかなり良いシチュエーションです。
ビアガーデンに行ったり、バーベキューや花見をするような感覚で、西武プリンスドーム周辺飲みをするのも悪くなさそうですね!
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(執筆者: ノジーマ) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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