【まとめ】会見用語集“ただちに、検討中”など 会見中に参照しながら見よう
●会見でよく出てくる言葉「会見用語集」
東日本大震災発生以来、連日記者会見を行っている枝野官房長官と東京電力および原子力安全・保安院。その中で頻繁に出てきた言葉を「用語集」としてまとめられていたので下記に紹介したい。下記の用語集は掲示板『2ちゃんねる』に書き込まれたものだが、確かによくきく言葉が並んでいる。左が用語で、右がその解説。ちょっと皮肉も込められている解説だ。
【事象】・・・完全な事故。 例:原発で爆発事象がありました。
【ただちに】・・・(1)その瞬間のみ。 (2)その後の事はわからない。悪化の可能性がある。
【明日以降】・・・明日も含んではいるが、最短でも明後日。
【確認中】・・・よくわからない。
【急いでおります】・・・後回しにします。
【情報が入ってきてない】・・・情報を聞かれたくない。
【念のため】・・・あとで文句を言われないため。
【専門家】・・・(1)利害関係者。 (2)御用学者。
【予定】・・・やらないかもしれない、やれないかもしれない。
【安定】・・・過去(過ぎた事)限定で、先の事はわからない。悪化の可能性がある。
【日本国内の人が言う「大丈夫」】・・・有効期間は最短3時間程度。その後は高確率で深刻な状況である。
【安全です】・・・多分安全だったらいいな、安全だと信じてください。
【冷静に】・・・発表を鵜呑みにして。 例:国民の皆さんは冷静に行動してください。
【会見】・・・ごまかし。 例:東京電力の会見が始まりました。
【検討中】・・・困っていること。 例:明日の放水を検討中です。
【風評】・・・発表による国民の常識的な判断のこと。 例:風評により物資が届かない。
【申し訳ない】・・・(1)関係ありません。 (2)死んでください。
【整理してから】・・・公開する情報と隠蔽する情報を選別・判断してから。
【○○の可能性も否定できない】・・・(1)○○している。 (2)○○の可能性が高い。
【大きな音と白煙が発生した】・・・爆発した。
【○○の主導の下に】・・・○○は何もしていませんが 例:菅総理の主導の下に
【○○と理解しております】・・・○○ということにしておいてくれ、頼むよ、突っ込まないで。例:健康に影響はないものと理解しております。
【着手】・・・計画を作る事が決定した時点のことで、実際にやっていることではない。 例:外部電源敷設に着手
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実に多くの用語だが、中でも最も有名なのは「ただちに」では無いだろうか。ここ最近の会見で枝野官房長官は「ただちに」と一体何回発言したのだろうか。
●東電会見での締めの言葉「そろそろ、よろしゅうございますでしょうか?」
また東京電力の会見で最後に聞くことができるお約束の言葉が「そろそろ、よろしゅうございますでしょうか?」だ。これはライブを配信していたニコニコ動画(生放送)でも「そろそろアレ言うぞ!」と期待されるくらい毎回恒例となった言葉。
上記以外では次のような言葉がある。
【認識が無い】・・・把握できてない
【しっかりと】・・・普通に
今後会見を見る際はこの用語集を照らし合わせながら見ると良いかもしれない。本当によく使われているのでビックリするぞ。
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