原子炉損傷で放射性物質が漏れ出している可能性 福島第1原発・3号機

 原子力安全・保安院は2011年3月25日10時半頃の記者会見で、福島第1原発・3号機の原子炉の一部が損傷し、中から放射性物質が漏れ出している可能性があることを発表した。

 NHKの報道によると、原子力安全・保安院は、前日24日に作業員3人が被ばくした福島第1原発・3号機のタービンがある建物で、「運転中の原子炉の中の水の約1万倍の濃度の放射性物質が検出されたことについて、放射性物質を閉じ込める機能が低下し、原子炉から外に漏れ出している可能性がある」との見方を示したとしている。

丹羽一臣

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