「困っている人に食べ物を」難病と闘う少年の願いに世界が感動!
もし、ひとつだけ願いが叶うとしたら、何をお願いする?
ミネソタ州に住むLucas Hobbs君はホジキンリンパ腫という難病を患っていた。
ホジキンリンパ腫は白血球の中のリンパ球のがん。治療のためにはつらい化学療法を受けるしかない。
そんな彼に、難病と闘う子どもたちの夢を叶える手伝いをするボランティア団体、Make-A-Wishから申し出があった。
「君の夢はなに?」
難病と闘う12歳の少年の答えは驚くべきものだった。
「地域の困っている人のために食べ物を配りたい」
・なぜ自分のためではなく他人のために?
Lucas君は語る。
「化学療法を受けていたときは食欲がなかった。でも教会の人たちが食べ物を持ってきてくれて、それがとてもうれしかった。
だから今度は僕がみんなのために食べ物を配りたい」
Make-A-Wishと、その活動を支援するミネソタフードトラック協会はその願いを受け、調理施設のあるトラックを提供。
Lucas君はホームレスのシェルターや高齢者施設、教会、小児病院、地元の警察署で食料を配布、彼の夢は実現した。
彼の夢は地域に暮らす人々の勇気になった。
現在、化学療法が功を奏し、Lucas君の体重や食欲は回復しつつあるという。
Cheflucasfood
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