ドイツ大使館が大阪に業務の一時的移行を決定
ドイツ大使館は公式サイトに「今般の震災に伴う緊急対応のため、大使館業務を一時的に大阪・神戸の総領事館にて継続して行うこととなりました」とコメントを掲載し、業務のメインを大阪で行うことを発表しました。
ドイツ大使館は公式サイトに「震災に伴う緊急対応」と書いていますが、詳細な理由は書かれていません。しかし、毎日放送は「ドイツ外務省は、今回の大地震で原発事故による放射線被害の広がりを懸念し、東京にある大使館の機能を大阪の総領事館に一時的に移しています」と報じていることから、念のための処置をとったのでしょう。
ドイツに渡航する場合、90日以内の観光や出張などではビザを必要としませんが、就労ビザや学生ビザなどを得るには申請が必要です。詳しくはドイツ大使館に問い合わせをし、「ビザがとれなかった」という事態にならないよう確認しましょう。
また、3月18日には在ベルリン日本大使館にメルケル首相が訪問し「大震災と悲惨な大津波の犠牲者に静かに祈りをささげ、日本国民が危機を乗り越えることを祈り、ドイツ連邦共和国の支援を確約しつつ友として アンゲラ・メルケル」という記帳をしたそうです。
このドイツ大使館の大阪移行に対してインターネットユーザーらは「どこの国も大げさだ」、「ドイツはいろんな意味で徹底している」、「大阪なら安全だな」と掲示板に意見を書き込みしています。
画像: ドイツ大使館公式サイト
※ガジェット通信では今回の大型地震に関する情報・動画・写真などの提供をお待ちしております。
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