被災者「充電できないと電動自転車の移動は厳しい」

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東日本大震災が発生して数日が経ちました。まだまだ全体の被害情報がわかっておらず、不安な状況下なのは変わりありません。時間が経つにつれて、被害の大きさに不安を感じている人も多いことでしょう。

筆者の知人も東北地方の被災地におり、つい先日も電話で連絡を取ったのですが、そのときに聞いた興味深い話をひとつお伝えしたいと思います。

皆さんはどんな自転車に乗っていますか? ママチャリタイプ、スポーツタイプ、電動自転車タイプといろいろあります。特にここ数年は電動自転車に乗っている人が多いと聞きます。筆者もミニタイプですが電動自転車に乗っています。

被災した知人も電動自転車に乗っているそうなのですが、充電池が切れてから乗ると、非常に、非常に、鬼のように、ペダルが重いというのです。あまりにも重過ぎて、自転車ではなく「徒歩で歩きたくなるほど重い」と語っていました。

電動自転車は足腰が弱い年配者の方々が利用しているケースも多いようですが、電池切れした電動自転車は年配者がこげるとは思えないほど重くなるのだそうです。筆者も電動自転車の電池が切れたときに乗ったことがあるのですが、あまりにも重くて涙目になりました。

常に有事のことを考えて生活したいのであれば、電動自転車だけでなく普通の自転車も用意しておいたほうが良いのかもしれません。もしくは、最初から普通の自転車に乗るのも手でしょう。電動自転車は非常に便利なのはわかりますが、こういうときは困りものですね。

とある家電量販店の自転車売り場スタッフに筆者が聞いた話ですが、最近は電池切れでもスイスイと走れる電動自転車もあるそうです。また、充電池を何個も買っていく人もいるそうなので、今後電動自転車を購入したいと考えている人はいろんな車種をチェックしてみましょう。

※ガジェット通信では今回の大型地震に関する情報・動画・写真などの提供をお待ちしております。

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