少女から見る過去と現在 大槻香奈が京都嵯峨芸術大学で個展開催

少女から見る過去と現在 大槻香奈が京都嵯峨芸術大学で個展開催

画像は京都嵯峨芸術大学公式Webサイトより
美術作家の大槻香奈さんによる個展「過去から現在まで」が、京都嵯峨芸術大学・附属ギャラリーにて7月10日(金)から7月26日(日)まで開催されている。

大槻さんは、会場となる大学の短期大学部で客員准教授をつとめており、本展では、活動当初から現在までの大作を中心に展示されるほか、最終日の26日には、大槻さんによるキャンバス作品の公開制作が行われる。

あらゆる媒体のイラストレーションを手がける現代美術作家

大槻さんは、京都在住の現代美術作家。少女をモチーフとしたアクリル画を中心に制作しており、国内で開催される個展のほか、韓国やアメリカなど海外の展覧会にも多数参加している。

またイラストレーターとして、アートのみならず、エンターテイメントや文学作品などの多方面で挿絵や装画などの描き下ろしも制作。

りそな銀行などのクレジットカードの券面デザインをはじめ、詩人・最果タヒさんによる詩集「空が分裂する」の挿絵や、元BEAT CRUSADERSのクボタマサヒコさん率いるバンド・kuhのCDアルバム『MUSiK Anatomia』のジャケットイラストなども手がけている。

今回開催される個展では、大槻さんが制作した2008年から2015年の原画作品を時系列で紹介。大型の作品も11点ほど展示されるという。

最終日26日にはキャンバス作品のライブペインティングを開催。プロとして活躍する大槻さんの制作を、間近で鑑賞できる貴重な機会となっている。

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