ジェイ・ZのTidalが“家族割”料金プランで競合に対抗
ジェイ・Zの音楽ストリーミングサービス“Tidal”が、Apple Musicほか競合サービスの低価格帯へ対抗すべく、家族割引の料金プランを開始した。同サブスクリプション・サービスは7月8日、同じアカウントに別の4人を追加すると50%ディスカウントすることを発表した。
米国では通常月額10ドル(約1,200円)のプレミアムサービスを家族5人で使った場合、新料金では1家族30ドル(約3,600円)になるという。1人目は通常料金10ドルだが、追加ユーザーは月額5ドルになる。2人なら月15ドル、3人なら20ドルという具合だ。高音質サービスの月額20ドル会員にも同様の割引が適用され、2人では30ドル、3人なら40ドルとなる。
今回、Apple Musicの家族割プランにTidalが素早い反応を見せた形だ。米国内のApple Musicでは月額1人9.99ドルで、ファミリー・プランだと最大6ユーザーまで14.99ドルとなる。これはTidalの標準サービス5人分のちょうど半額だ。Appleの月額14.99ドルのプランで6人だと一人当たり2.5ドル(約303円)になるため、サブスクリプション・サービスにおいてApple Musicが一番の低価格となる。AppleもTidalも2人だと14.99ドルだが、Tidalは1人追加ごとに5ドルずつ増えていくのだ。
なお、他のサブスクリプション・サービスの競合各社もファミリー・プランの割引を行っており、Spotifyは数か国で、Rdio(アールディーオー)は世界中にて、最高4人までの追加ユーザーについては50%割引というTidalと同じ料金プランを提供している。Apple Musicの料金発表後、Spotifyは近日中にどこにも負けない価格を発表するとコメントしている。
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