『Twitter』で救出を求める声が拡散「津波に流されてトラックの上にいます助けて」
「今」の状況を短文で書き込みし、現状を伝える事ができるインターネットサービス『Twitter』が、今回発生した東北地方太平洋沖地震で有効利用されています。
『Twitter』は自分の安否や知人の安否を確かめる手段としてフル活用されていますが、「今まさに遭難している人」の声も書き込みされているのです。津波に流されてトラックの上に避難したものの、そこから移動できなくなっている女性の情報が『Twitter』で拡散され、多くの人たちがその人を助けるべく情報を共有しています。
今まさに遭難している人は、『Twitter』に書き込みをして現状を伝えるのもひとつの手段といえるでしょう。また、それらの救援希望の書き込みを発見したら、しかるべきところに連絡をしてその情報を伝え、救援できるように手配することも重要です。
NHKでも、「Twitterではリアルな情報が得られる」として紹介されています。また、『Twitter』の情報として「〇〇地区は鎮火している」ともニュースで伝えていました。どうやら、『Twitter』はマスメディアも認める情報ツールになったようです。
ただし、ひとつだけ注意しなくてはならない点があります。やみくもに遭難している人を助けようと野外に出たり、危険な場所に行くのは絶対にやめましょう。救出自体の行動は、消防や消防団、警察、役所などの救出可能な人たちに任せるのがベストです。
画像: Twitter
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