ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
  • 『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で大大活躍中! チューバッカさん直撃インタビュー:動画  
  • 柄本佑が前田敦子を絶賛「“僕のあっちゃん、私のあっちゃん”にしたくなる魅力がある」
  • 窪塚洋介が明かす未体験への挑戦と驚き 映画『沈黙-サイレンス-』でハリウッドデビューを飾る
  • 『マイティ・ソー バトルロイヤル』女戦士・ヴァルキリーを熱演! 声優・沢城みゆき「ロキ様ファンの方お友達になってください!」
  • 『ブレードランナー 2049』ハリソン・フォードインタビュー「仕事は好きなんだ。役に立ちたい。チャレンジが好き」
  • 『ゴースト・イン・ザ・シェル』のバトーさんを直撃! 原作愛がハンパなくて『イノセンス』制作を懇願するレベル
  • 『レディ・プレイヤー1』キャストインタビューで判明!「実際にこの映画をテーマにしたゲームが発売予定だよ」
  • 不潔で下劣な男に挑んだ阿部サダヲ「珍しく自分の写真を撮ったほど、別人になりきれた」
  • 『ブレードランナー 2049』“ジョイ”と“ラヴ”にインタビュー「SF映画は女子が観ちゃだめ? そんなわけないわ!」
  • 『スーサイド・スクワッド』のダイバーシティを担う二人に直撃 「人間関係を構築するのに必要なこと教えよう」
  • 注目俳優・太賀インタビュー「誰しもが漠然とした不安を抱える10代だった」 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』
  • キアヌ・リーヴスに“仕事の流儀”を聞いてきた! 『ジョン・ウィック:チャプター2』が本日公開
  • 性別や年代によって楽しみ方が変わる映画『妻ふり』 榮倉奈々&安田顕インタビュー
  • 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でカイロ・レンはどうなっちゃうの? アダム・ドライヴァーを直撃!
  • 俳優・中村倫也インタビュー「女子の周りから固める恋愛作成は逆効果な気がします(笑)」
  • 戸次重幸が「理解出来ないほどの悪い役」に挑む実話をベースにした物語『神と人との間』

体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

戦後70年、手塚治虫が『アドルフに告ぐ』で伝えたかったこととは

戦後70年、手塚治虫が『アドルフに告ぐ』で伝えたかったこととは

 戦後70年を迎える今年、演出家の倉田淳さんを除いてすべて男性だけで構成されている演劇集団「劇団スタジオライフ」が、手塚治虫さんの同名漫画が原作の舞台『アドルフに告ぐ』を再演します。同作は2007年に初演し、今回が8年ぶりの再演です。

 手塚治虫さんの晩年の最高傑作『アドルフに告ぐ』は、「ユダヤ人を弾圧しているヒトラーに、実はユダヤ人の血が流れている」という秘密文書をめぐる、壮大な歴史サスペンス。

 第2次世界大戦中の日本とドイツを舞台に、日本人女性とドイツ総領事館職員との間に生まれた日独ハーフのアドルフ・カウフマン。神戸に亡命してきたユダヤ人のアドルフ・カミル。そして独裁者アドルフ・ヒトラー。同じ「アドルフ」という名前を持つ3人が主人公となっていますが、『トーマの心臓』で知られる漫画家の萩尾望都さんは、文春文庫―ビジュアル版『アドルフに告ぐ』2巻の解説で、3人のアドルフのうち、最も心惹かれたのは、アドルフ・カウフマンだと述べています。

 父親の意志で最愛の母から引き離され、生まれ育った日本からドイツに送られたアドルフ・カウフマンは、ナチスの青少年組織「ヒトラー・ユーゲント」で教育を受け、やがてナチズムに傾倒し、悲劇的な運命に翻弄されていきます。

 手塚治虫さんは、カウフマンに最期「おれの人生は一体なんだったんだろう。あちこちの国で正義というやつにつきあって。そして何もかも失った…肉親も…友情も…おれ自身まで…おれはおろかな人間なんだ。だが、おろかな人間がゴマンといるから国は正義をふりかざせるんだろうな」(同書より)と語らせています。

 演出家の倉田さんも、同作の製作発表で「カウフマンのセリフ『おれの人生は一体なんだったんだろう』という思いを誰にもしてほしくない。遠くに軍靴の音が聞こえてくるような今の時代だからこそ、上演させていただく意味があると思います」(6月12日の製作発表会見より)とコメント。戦後70年の今年、手塚治虫さんが同作で伝えたかったことが、舞台上でどのように表現されるのか、見逃せないものとなりそうです。

【関連リンク】
劇団スタジオライフ公式サイト
http://www.studio-life.com/
『アドルフに告ぐ』 公演情報
東京公演 
2015年7月11日(土)~8月2日(日)紀伊國屋ホール
大阪公演
2015年8月22日(土)~23日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

■関連記事

けもの道の状態から、いかに日本の道路は発展してきたのか?
ウンチクも面白い 人気作家の「近代建築巡り」
『クレヨンしんちゃん』 父・野原ひろしの名言集が沁みる

BOOKSTANDの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。