iPhoneが生まれてから死ぬまでを描いたショートフィルムが超エモい
※画像はすべて「The Life and Death of an iPhone」スクリーンショット
iPhoneが生産されて処分されるまでを、まるで人間の一生のように捉え、iPhoneの視点から映したショートフィルム「The Life and Death of an iPhone」が、Vimeoで公開された。
The Life & Death of an iPhone from Paul Trillo on Vimeo.
制作したのはニューヨークを拠点に活動する映像作家のPaul Trilloさん。約7分のこの作品は、撮影/編集のすべてをiPhoneで実施。編集は、比較的手軽に高機能な編集ができるアプリとして知られる「Cameo」で行われている。
消費社会に生まれた製品の切ない運命
「The Life and Death of an iPhone」は、iPhoneの画面から見ているであろう世界をポイント·オブ·ビュー(主観)で映し出している。
工場で生まれたiPhoneは、箱に詰められ購入者の元へ。
生まれたての赤ん坊のようにiPhoneを歓迎する持ち主の男性。
おもしろ動画を見たり、風景を撮影したり、電話したり、ムービーを撮ったり、目覚ましとして使ったり、男性の生活の側にはいつもiPhoneがあった。
時には仕事中にゲームアプリをいじっていて注意を受けたり、大事なiPhoneを強奪されそうになったりもというハプニングも。
風呂場で裸のまま自撮りする男性……Instagramにでもアップするのだろうか。
iPhoneをうっかり落としてしまい画面はヒビだらけに……。よくある光景だが、iPhone視点だとより痛々しい。
新しいiPhoneにデータを移行しているのだろうか。悲しいかなこれが現実かもしれない。この後、このiPhoneがどうなるのかは、実際に動画をご覧いただきたい。
新型が発売されるとすぐに乗り換えるスマホユーザーも多いなか、ガジェット視点で見るこの物語にはエモーショナルなものを感じざるを得ない。
引用元
iPhoneが生まれてから死ぬまでを描いたショートフィルムが超エモい
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