これは面白い!絵文字を使った暗証番号のソフトウェアが実用化へ
携帯端末のアンロックや、ATMの操作、建物のセキュリティゲートなど、1日に何度も暗証番号を入力するという人もいるだろう。
暗証番号というと、0から9までの数字を使うのが一般的。
しかし、数字ではなく絵文字を活用した暗証番号のソフトウェアを、イギリスのスタートアップ「Intelligent Environments」が開発した。
・絵文字44個を組み合わせ
この絵文字による暗証番号のメリットは、数字よりセキュリティを高められること。というのも、数字だと10個しかないが、このソフトウェアで使われている絵文字は44個。
開発元によると、組み合わせは数字の480倍と広がる。これにより安全性を高められ、ハッキング対策としても有効という。
・数字よりも覚えやすい
また、数字による暗証番号に誕生日や何かの記念日などを活用するケースがあるが、絵文字だとそういうことが少なくなるという点でもセキュリティアップにつながるとのこと。
加えて、研究によると人は数字より絵文字の方が記憶しやすく、暗証番号忘れを防ぐという点でもメリットがあるという。
この絵文字による暗証番号ソフトウェアは現在、イギリスで複数の銀行が導入に向けて検討中で、早ければ1年以内に実用化する見通しという。
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