12年ぶりのアイルビーバック!にシュワ感無量、ベルリン・プレミア開催
アーノルド・シュワルツェネッガーが12年振りに出演する、シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のベルリン・プレミアが6月21日(日本時間6月22日)に開催された。
プレミア会場にT-800ターミネーター役のアーノルド・シュワルツェネッガー、サラ・コナー役のエミリア・クラーク、カイル・リース役のジェイ・コートニー、ジョン・コナー役のジェイソン・クラーク、オブライエン刑事役のJ・K・シモンズ、監督のアラン・テイラー、プロデューサーのデヴィッド・エリソン&デイナ・ゴールドバーグら主要キャスト&製作陣が登場すると、会場は割れんばかりの歓喜に包まれた。熱狂的なシリーズファンを前にシュワは、「ターミネーターというキャラクターを演じることが本当に好きなんだ。だから戻って来られて嬉しかった」と感無量。
黒いスーツと右手にはエンドスケルトンのスカルの指輪を身に着けたシュワ。SNSを使いこなし、自他共に認めるセルフィ好きのシュワは、多くのファンとの記念撮影、サインに応じるなど手厚いサービスぶりを見せた。そしてシュワは「脚本がとにかく素晴らしかった。ストーリーだけでなく、ローラーコースターに乗っているようなエモーション、素晴らしいアクションシーンに、チェースシーンに、ファイトシーン。すべてが素晴らしかった」と語り、T-800を再び演じることについては「自転車に乗るようなものだったよ(笑)。すぐに自然に感覚を取り戻せた」とまったくブランクを感じさせないコメントを続けた。
本作では、T-800とサラ・コナーによる、父と娘のような“親子の絆のドラマ”が新たな視点で描かれる。最近切ったばかりボブヘアと黒と白のドレスで登場したエミリアは「撮影でターミネーターとしてのアーノルドを初めて観たときは本当に素晴らしかった。しかも、私の守護神だなんて!夢のようだったわ」と喜びもひとしお。そして、本作の冒頭で過去に送り込まれる為鍛え抜かれた筋肉を披露したジェイは「時間転送装置で裸で出るには、ベストな体じゃないとね(笑)」とコメントし会場を沸かせた。
『ターミネーター』の生みの親ジェームズ・キャメロン監督が「最新作は私にとって『ターミネーター』の3作目だ! 期待を遥かに超える、予想外のどんでん返し! 必見の作品!」と手放しで絶賛した本作。プロデューサーのデヴィッド&デイナは「ジェームズ・キャメロンの家で完成した映画を見せた時は、とても緊張したよ。キャメロンが『ジェニシス』は彼が創造したユニバースに属していると感じてくれたことは、我々にとっては大きな意味がある」と語り、作品への自信を覗かせた。日本公開直前7月6日には、通算16度目の来日を果たすアーノルド・シュワルツェネッガーと、初来日のエミリア・クラークが、東京・六本木ヒルズ・アリーナで開催される本作のジャパンプレミアへ登壇する。
◎公開情報 『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
2015年7月10日(金)全国ロードショー
監督:アラン・テイラー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラーク、ジェイソン・クラーク、ジェイ・コートニー、イ・ビョンホン、J・Kシモンズ
(C)2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
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