ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

焼肉屋のサイドメニューが色々とおかしい件 @小田急相模原『焼肉はせ川』

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫

さて、神奈川県の微妙な街「小田急相模原」のグルメと言えば何があるでしょうか? 筆者が思い浮かべるのは


・オダサガ民のソウルフード『万金餃子』
・オダサガが誇る絶品ハンバーグ『おさ』
・オダサガのラスボス『焼肉はせ川』

と、言ったところでしょうか? 若干、地元住民ですら知らないマニアックな店が2店ほど入っている気がしないでもないのですが、とりあえず上記の3店を知らずに「オダサガを語る」のは、いかがなものかと存じます。

そんな訳で、この機会に『焼肉はせ川』の魅力をオダサガ民に周知させつつ、微妙に広域的にもアピールし、神奈川県でも屈指のピンサロ街だった「オダサガ」の素晴らしさを世間一般に知らしめようと思います。

住宅街に溶け込む『焼肉はせ川

そもそもが「小田急相模原駅」の存在自体が微妙ですが、ラスボス『焼肉はせ川』は、さらに微妙な住宅街の真ん中にあり、店を発見するのは至難の技で御座います。

現在は「スマートホン」と言う画期的なアイテムがあるので、さして迷わず『焼肉はせ川』に着くと思いますが、一昔前ならば地元民以外は

「店を見つける事すら出来ない」

と言う可能性が大です。よしんば店の前を通ったとしても、完全に住宅街に溶け込んでいると言うか

「ほぼ完全に普通の一戸建て」

にしか見えないので、普通に通り過ぎてしまう可能性が高いのは否めません。この遭遇率の低さから

「オダサガのラスボス」

とも呼ばれていて、一部のマニア以外は『焼肉はせ川』の文字すら知らない隠れ里のような存在なのです。

さらに「完全予約制」の為に、土日祝日の予約は99%不可能(常連の団体さん優先なので)と敷居が高く、平日ですら曜日によっては「満席」である事が多いので、初心者には予約を取る事すら難しい焼肉屋さんです。

唯一、初心者が『焼肉はせ川』で予約を取れる方法は

「直近で2名、予約出来る日はありますか?」

と電話するしかありません。金曜日が良いとか4人が良いとか、そういうのはレベルが上がってからの話です。

上記の方法で予約すれば、初心者でも9割は成功すると思います。

人気の秘密は圧倒的なコストパフォーマンスにある!

そこまで面倒な焼肉屋さんに、人はなぜ訪れるのでしょうか? まあ、体験してみれば全てを理解すると思うのですが、やはり

「史上最強のコストパフォーマンス」

が肝なんじゃないかなと筆者は思うのです。焼肉でも「レバー」とか「コブクロ」などの100円メニューが色々あります。他にも

「キムチ」(100円)&「キャベツサラダ」(100円)

「ポテトサラダ」(2種類盛ってあって100円)

などなど、金銭感覚が麻痺するラインナップが目白押しです。そして、どのメニューも普通の焼肉屋さん、もとい飲食店よりもボリュームがあるのです。

「歴戦のハセラー」は、このようなローコストメニューを巧みに織り交ぜる事で、最終的なお会計は

「ひとり3000円以下!」

に収めるようにバランスを取ります。逆に言えば『焼肉はせ川』なら

「普通の焼肉屋さんの2倍食べても支払いは半分でOK!」

となり、一度でも『焼肉はせ川』で焼肉を食べてしまうと、二度と他の店に行けなくなる諸刃の剣なのです。

なぜか高級和牛が激安な『焼肉はせ川』

若干、初めて『焼肉はせ川』に訪れると、その安さに目を奪われて「100円メニュー」ばかりをオーダーしてしまいがちですが、それでは駄目です。

『焼肉はせ川』の真の実力は「高級和牛」にあります。例えば

「上牛タン厚切り」(980円)

「イベリコ豚」(600円)&「柔らかハラミ」(650円)

これらは『焼肉はせ川』でも定番中の定番と言えるメニューでしょう。っていうか、これらを食べておかないと話になりません。

イベリコ豚は豚肉の中でもブルジョアな豚さんでして、お値段は下手な和牛よりも高かったりします。ちなみに、初めてイベリコ豚を食べた人は

「豚肉がこんなに美味しいとは思わなかった!」

との事です。やはり人生経験として一度は美味しいイベリコ豚を食べておくべきでしょう。
焼肉としての技術的な側面を見ると、イベリコ豚は脂が落ちて燃えやすいので、手早く火を通してロゼに仕上げるつもりでササッと焼いて下さい。

さらに『焼肉はせ川』の場合は、より上を目指して「ミスジ」(1580円)あたりも1品くらいは押さえて欲しい所ですね。
この写真のステーキみたいな「ミスジ」が千円台で食べられるのですから、焼肉マニアには堪りません。

若干、「焼肉と言えばカルビ!」みたいな風潮がありますが、それは普通の焼肉屋さんの話です。
『焼肉はせ川』の特選和牛シリーズは、どれも脂のサシ(霜降り具合)が半端ねぇので、むしろコチラを食べるべきです。

ぶっちゃけ「カルビ」も相当美味しいのですが、脂がのっているので特選和牛とキャラが被ってしまいます。

と、言いながら「カルビ」(900円)も食べるんですけどねw

まあ、これらの肉の味について語るのは野暮ってもんでしょう。写真を見れば一目瞭然です。

むしろ、この写真の肉が手頃な価格で食べられるのですから、他の焼肉屋さんにとっては脅威としか言いようがありません。恐らく、これらの写真を見て「ヤベェな…」と一番感じたのは同業者の方達でしょう。

サイドメニューからが本番の『焼肉はせ川』

と、ここまでは「激安な焼肉屋さん」レベルの話ですが、そこは「オダサガのラスボス」と呼ばれる『焼肉はせ川』です。

店内の壁に貼ってある「手書きメニュー」の数々を御覧下さい……。

メニュー構成、価格設定の全てが狂っています。これだけ見たら定食屋なのか焼肉屋なのか分かりません。

とりあえずメニューで悩んだら店主に相談しましょう。そして、オススメのメニューを聞いてみるのが正解です。何せ正直過ぎる人なので

「あ~、ソレはあまり美味しくないよ! ウケ狙いだから」

とか普通に言ってきます。逆に「美味しいよ!」と進めるメニューは本当に美味しいので、アドバイスに従った方が無難です。

結果、色々と悩んだ挙句に、この日は「ナポリタン」(350円)をチョイス!

若干、自家栽培の「バジル」の葉が異様に大きいので、サイズがいまいち分かりにくいのですが、パーティーサイズの大皿で提供されています。

まあ、普通に4人前ですよねw

350円と言う値段に騙されると、確実に食べきれないので『焼肉はせ川』でのオーダーは慎重にお願いします。

ちなみに味の方は他の3名も絶賛! 横浜でナポリタンを食べ歩く筆者から見ても、価格、味、ボリュームをトータルして考えると

「日本一のナポリタン」

と言い切る事が出来ます。いや、これは世界一と言っても良いでしょう。ロメスパなんか目じゃない圧倒的コストパフォーマンスです。

一応、味の方も軽く説明すると「生クリーム」が味の決め手です。トマトの酸味と合わさって「フレッシュチーズ」的な風味とまろやかさが生まれます。

あとハムやベーコンじゃなくて「パンチェッタ」とか入ってます。350円で、ほんと良くやりますわ……。

デザートのアイスで死にそうになった件の是非

すでに「ナポリタン」の時点で胃袋的には満足なのですが、そこで終わってしまっては『焼肉はせ川』の全てを堪能したとは言えません。

そうです。

『焼肉はせ川』はデザートも凄いのです!

いや、正確には凄いを通り越して狂気の沙汰ですね……。

最後の締めのデザート『フルーツとアイスの盛り合わせ』(500円)が『焼肉はせ川』の本気です。店主いわく

「サーティワンアイスクリームに負けたくない!」

だ、そうです……。いや、そこは土俵が違うでしょうって話ですが、とにかく全ての料理に全力投球なので、結果的にこんな感じになってしまう模様。

本当に「料理ば(略」な店主に頭が下がります。

最後まで手を抜かないストイックな『焼肉はせ川』

そして『焼肉はせ川』のサービスである「締めのアイスクリーム」(無料)が、一周回ってこんな感じです……。

「全種類のアイスを食べて欲しかったから、大サービス!」

生まれて初めて「アイスクリームで殺される」と思った筆者ですが、何気にどのアイスも美味しいので綺麗に完食です。

いや、さしてアイスを食べない筆者ですが『焼肉はせ川』のアイスは美味しいんですよね。良いアイスを使っていると思います。

特にチョコレートのビターとか、ラムレーズンとか大人の男子でもイケると思います。あとグレーの奴は「黒胡麻アイス」だったりとか、超マニアックなのも盛って来ます。

「この人、本当にサーティワンと勝負する気かもしれんね…」

と思った筆者でした。もう、誰も止めません。思う存分、その情熱を料理にぶつけて欲しいものです。

『焼肉はせ川』 総評

正直、総評も何もありません。どんだけですか『焼肉はせ川』で以上です。他に感想は思い浮かびません。

とにかく『焼肉はせ川』を体験すれば全てが変わります。今までの焼肉屋さんは一体なんだったのかと……。

と、言う訳で、是非みなさんも『焼肉はせ川』に訪れてみて下さい。大人数だと予約も取りにくいので、最初は二人くらいで平日に予約するのがオススメです。

焼肉はせ川

住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6
営業時間:17:00~22:00
定休日:水曜日

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

ガジェ通ウェブライターの記事一覧をみる ▶

記者:

ウェブサイト: http://rensai.jp/

TwitterID: anewsjp

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP