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医師9割 刑事罰に不安 背景に医師の法的権限や医療事故問題

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医師専用の情報交換サイトを運営する「メドビア」が行った調査によると、医師の約9割が医療行為によって刑事罰に課せられる可能性について不安を感じていたことがわかりました。

このアンケートは、新たな医療事故調査制度が、10月に発足するのを機に行われたものです。調査結果によると、回答した3820人のうち、3466人、つまり全体の約9割が医療行為を行うことで刑事罰に課せられないか不安があると回答したということです。

現在の法令上の制度では、医師免許を取得した人しか医療行為を行うことができません。また、医師が診断の上で書いた診断書や死体検案書などは、法的効力を持つことが医師法をはじめ、各種法令の中で明文化されています。

そのため、高度な専門知識を必要とする医療の中で、医師の過失によって生じた医療事故について調べることが難しくなったり、意図的に医師が過失責任を逃れようとした場合、追及することができないのではないかという意見が言われてきました。

とはいえ、逆に医師が第三者の立場にある事件事故において、医師が民事・刑事事件の両面でトラブルに巻き込まれる可能性もありえます。

このこともあって、10月に発足する医療事故調査制度では、患者が死亡した場合に医師が遺族への調査報告書を発行することを、努力目標と定めました。

医療事故を医師が意図的に隠蔽する問題の前に、深刻な医師不足が言われている時代でもあります。医師の責任を追及することで、医療従事者のマンパワーが不足する問題に拍車がかからないかなど、様々な問題を洗い出してみる必要がありそうですね。

※写真は足成 http://www.ashinari.com/2011/08/29-349522.php より

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(執筆者: 松沢直樹) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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