土日夜間議会、得票数で民主・維新を超えてファースト・ステップを踏み出しました

access_time create folder政治・経済・社会
土日夜間議会改革

ガジェ通発行人の深水です。今回土日夜間議会というグループで、千代田区議選に立候補しました。

土日夜間議会
http://donichiyakan.jp/

僕達の考えは今回たった1点で「土日夜間に地方議会を開いて、わたしたち仕事を持った人たちでも、仕事を辞めずに議会に参加できるようにしよう」というものです。

様々制約があり、ガジェ通では選挙期間中報告できませんでしたが、やっと解放されました。「選挙」というものそのものが人類の歴史の一端で、しかしやり方としては古臭いものも含まれており、実際やってみると非常に面白い経験の連続だったので、また追って記事で報告したいと思います。

得票数で民主・維新を超える

さて「土日夜間議会」では、千代田区で3人の立候補者を立てました。

全員仕事を持ったまま、仕事をしながら(選挙戦は平日昼間におこなわれます)の立候補です。この時点で前代未聞ですね。普通は「仕事を投げ打って立候補いたしました」というところですが「仕事をしながら選挙運動をおこなっています」と街頭で訴えてました。普通と真逆です。しかしこの選挙戦というもの、仕事をもった者としては非常に大変で、候補者もフラフラになりながら考えを伝え続けました。

そもそも千代田区は「選挙地盤」の固いところだと言われ、これを打ち崩し、さらに3名もの新人候補者を送り込むなど、無謀にも近い挑戦でした。

しかし、3名一気に議席をとらなければ、議案の提出すらままならないというのが議会の現実です。約束として掲げた「土日夜間議会の実現」これをやるには、最低でも3議席必要でした。そして、地方議会を変えるにはまず、誰でも議会に参加できるように、土日夜間議会の開催を実現する必要があります。

結果、今回は土日夜間は0議席ということになりましたが、非常に大きな手応えを感じました。

まったくのゼロスタートから1週間で有効投票数の4.5%の票「3候補あわせて935票」を獲得し、なんと政党・団体としては民主党(760票)、維新の党(606票)を上回ったのです。ファースト・ステップとしては非常に意義深い意味のある結果を残せたと思います。

1週間で民主党さん、維新の党さんを上回るとはびっくりで、選挙のプロの方にいわせても「驚くべき善戦」であったということです。

「土日夜間議会」の大きなファースト・ステップ

「立候補者を減らしていたら、議席とれたのではないの?」という声もいただきます。千代田区トップ当選の方は1100票であり、土日夜間の候補者3名の票を合計すると1000票近くなることを考えると確かにそうだな、と思います。例えば1名に絞れば当選だけでなくトップに肉薄していたと思います。

しかし、一気に3議席とらないと、次のステップへ進めないという現実があるので、今回の場合「最低3議席を一気にとるか、そうではないか」というところを勝負とさせていただきました。1議席とっても実質動けないのです。

そして、もともとこの「土日夜間議会」はこの千代田区で議席をとれなくても立ち止まることなく活動を進めるつもりでした。

最終的には、選挙や議会での様々なノウハウを蓄積し、全国の地方議会を「土日夜間開催」にしていくというのが目標なのです。今回はその一歩目に過ぎません。今回の結果を「大きなステップ」にして、どんどん上がっていければと思っています。

今回支援いただいた、多くの皆さんには感謝すると共に、地方議会を変える最初のステップである「土日夜間に議会を開催し、誰でも参加できる議会をつくる」これを実現するために、引き続き「土日夜間議会改革」の活動は続けていきますので、続いての支援をよろしくお願いします。詳しくはウェブサイトにすべて記載していますので、一読して、フォローしてください。

土日夜間議会改革ウェブサイト
http://donichiyakan.jp/ [リンク]

ずっと演説してたので、どうも記事の文章もなんだか演説調になってしまいましたが、はやいとこいつもの感じに直していきたいと思います。

※ガジェ通メンバーは結構土日夜間議会を応援してくれていますが、ガジェ通と土日夜間は直接関係ありません

  1. HOME
  2. 政治・経済・社会
  3. 土日夜間議会、得票数で民主・維新を超えてファースト・ステップを踏み出しました
access_time create folder政治・経済・社会
local_offer
深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。