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オプーナサウンドトラック発売記念 崎元仁氏にインタビュー! 2年越しでサウンドトラックが発売した理由

ベイシスケイプにて

今年の春にWiiのロールプレイングゲーム『オプーナ』のサウンドトラックの発売が発表された。『オプーナ』は2007年11月1日にコーエーテクモゲームス(旧コーエー)より発売された作品。音楽もかなり良いと評判。その音楽を手がけるのが、あの崎元仁(さきもとひとし)氏なのだ。崎元氏は『ファイナルファンタジーXII』や『戦場のヴァルキュリア』、『伝説のオウガバトル』などの名作音楽を手がけている。ニコニコ動画などでも彼の音楽に惚れ込み耳コピや演奏するユーザーも多いほどだ。今回はそんな崎元氏が代表を務める有限会社ベイシスケイプにお邪魔してお話を聞かせて貰ったぞ。崎元ファンは是非ご覧頂きたい。

――2年越しで発売された理由とは?
記者 よろしくお願いします。まず最初に聞きたいのが、『オプーナ』のサウンドトラックが何故2年越しで発売されたのかと言うことですね。Wii『オプーナ』が2007年11月1日発売、『オプーナ』サウンドトラックが2010年12月22日発売予定となっておりますが。
崎元仁(以下、崎元) サウンドトラック化というのはゲーム発売の時から出ていた話なんですよ。ちょうどその頃自社ブランド(ベイシスケイプレコーズ)でサウンドトラックを発売する話を進めてまして、紆余曲折があり1年くらい掛かったんです。さらにそこから1年くらい掛かって2年越しになったと。
記者 発売が発表されるまでユーザーから要望などが来なかったのですか?
崎元 ええ、そういうメールや直接言われたりすることは結構あったんですよ。他社さんのレーベルからもオファーがあったんですけど、自分たちで納得の行く物を出そうと自社ブランドでレーベルを立ち上げてのリリースになりました。

――ゲームの導入を意識して作曲 それがキモ
記者 私も『オプーナ』の音楽が好きで一通り聴いたのですが、やはり崎元さんの音楽だなという感じがしました。『戦場のヴァルキュリア』やその他の作品を思い出させる曲調。そんな中でも崎元さんが最もオススメの曲やポイントってありますか。
崎元 ゲームの導入部分というのは重要なものですよね。このゲームに関しても、タイトルがあってゲーム開始から行動出来るようになるまでの一連の流れが、僕自身もとても好きなんです。そこまで良い感じに出来たんじゃないかなと思います。
記者 そういったのも考えて作曲されるんですかね。
崎元 基本的にはそうですね。特に導入って大切ですからいきなり物語を見せられて、いかにそこまでで入ってくれるかがキモですよね。その点は凄い気を遣いますね。
記者 考え方は映画と似てますね。

――動画サイトでも人気の崎元節 エレクトーンや耳コピする人まで
記者 今は『オプーナ』のサウンドトラックのお話をして頂きましたけど、そのほか崎元さんが手がけた作品で気に入っているものはありますでしょうか。
崎元 基本的に一番新しい物が好きなんですよ。今だったら……発表されている作品だと『戦場のヴァルキュリア3』が来年の頭に出るので。まだあまり多くは語れないですけど、今までの作品とは少し方向性が違います。
記者 周りの人に『戦場のヴァルキュリア』のどの曲が好きか訊いたところ、“勇戦”が好きだと言う人が多かったですね。「崎元さんらしい」という意見で。
崎元 一番最初に作ったバトルの曲ですね。
記者 『戦場のヴァルキュリア』1作目の曲ですね。確かにあの曲を聴くとワクワクします。そのほか好きな曲を挙げて貰ったところ、『ファイナルファンタジーXII』の“東ダルマスカ砂漠”の曲が挙がりました。「これから冒険始まる」って感じの曲ですね。
崎元 ありがとうございます。
記者 『ニコニコ動画』などの動画サイトでも耳コピしたのを公開したり、演奏している人が居るんですよ。
崎元 エレクトーンで弾いてるのを見たことあります。音が取りづらくて大変でしょうね。本当にありがとうございます。

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