【食紀行】第一回・アフリカ料理を食べまくってキタよ

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食は思い出。初めて入った吉野家のドキドキ、お別れの日に食べたイタリアン、学校帰りのソフトクリーム。食べた回数だけきっと思い出は生まれていきます。それはまた、出会いの数だけ食べものがあるってこと。そんな未だ見ぬ出会いを求めて、今日は新宿三丁目にやってきました。

演芸の殿堂・新宿末廣亭のほど近く、いかがわしい強烈な客引きの誘惑を振り切ったその先に「African Restaurant & Bar esogie(エソギエ)」はあります。そしてそこで待つものは、未だ味わったことのない不思議ウマウマ料理の数々だったのです。

フレンチと言えばおしゃれ料理で生クリーム的なそんな感じ。イタリアンは麺とピザ、中華は5000年位の歴史で韓国はキムチというのがその国の名前を聞いた時の料理のイメージだったりします。だとすると、アフリカ料理ってどんな味?って素直な疑問がむくむくとわき上がりまくるわけです。よく知らない暑い国の料理は大体がスパイシーで辛いの法則は、このアフリカ料理にも当てはまるのでしょうか。

では早速料理の写真をご覧頂きたいのですが、何というか、どうやって作ってるのはよくわからない料理ばかりですので、正直上手く説明出来ません。
「おお!ウマい!」
「日本人にぴったしの味だお!!」
「スパイス臭いとかそんなんもなくてすごく素直な感じ!!!」
とか、大体ボキャブラリー的にはそんな感じです。
これはライターの表現能力が不足しているわけではなく、アフリカ料理がかなり未知すぎたからであることは言うまでもありませんので、大目に見ることを強くお勧めします。

そんなわけで、未知の料理の数々をじっくりご覧下さい。
猛烈に暗い中でのフラッシュ使わない撮影だったので、色々写真的にアレなのは気にしなくてもおkです。

スヤ 生の紫タマネギと焼いたマトン(下味付き)を和えて、上にキャッサバの粉的な何かを振りかけたものです。ちょっと辛くてかなり旨いビールにあうウマウマ前菜なのです。

ゴォンゴォン アフリカ版のトリッパです。つまり牛さんの第二胃袋(通称ハチの巣胃)を切ったり煮たりした上に辛く味付けしたものですね。おいしゅうございました。

イドド 甘くない巨大なバナナみたいな感じのプランティンを削ぎ切りにして脂で揚げたスナック感覚の前菜です。甘くないなら果物嫌いの僕でも食べられるお!と思って食べたらバナナでした。

アカラ ササゲ(黒目豆)を煮てすりつぶしてコロッケにしたものと、マヨネーズライクなドレッシングで和えられたキャベツサラダのコンビネーションです。食べやすくてどこか懐かしいお味はちょっと日本の洋食テイストかもしれません。

ジョロフライス ウエットなジャンバラヤの鶏手羽元乗せです。これは期待を裏切らない見た目通りの味。デニーズにあっても驚かない一品です。

フィッシュエグシとガリ キャッサバの粉を練ってガリは、食感も味わいもお餅です。これを千切ってタラと野菜のシチューに付けて食べるわけですが、あら奥さん、これ美味しいわ。

ティラピアとほうれん草のシチューとアカア ココヤム芋(里芋の親戚です)から作ったこれまたお餅のようなアカアの上に、ティラピアとトマトとほうれん草のシチューをかけたものです。フィッシュエグシと殆ど変わらない素材で作られる同じようなシチューなのですが、味わいは別物。これら魚料理二品で、なんとなくアフリカ料理のスタイルが見えたような気がします。

エソギエサラダ フレッシュトマトのサラダです。アジア圏だと間違いなく香菜をぶっかけてあっておれ涙目になるでしょうが、その点アフリカ料理の素直さは異常。一安心したのです。

アフリカのビール色々 料理のどれもこれもビールにばっちり。暑い国だからこそビールが美味しいのは間違いなくて、んならビールに合う料理も美味しくなるのは当たり前だと思ったりしますよ。

アフリカ料理ってざっくりしすぎなので、もちょっと絞って今回食べたモノはナイジェリア料理。未知の味であることは間違いないのですが、とても親しみのある食べやすいものばかりでした。旨いモノに国境はない、と品行方正に締めつつももうお腹いっぱいなのでまた次回、謎の国の料理でお会い致しましょう。

店名 African Restaurant & Bar esogie(エソギエ)
TEL 03-3353-3334
住所 東京都新宿区新宿3-11-2 村木ビル3F
営業時間 [月・火・木]18:00~24:00 [金・土・祝前]18:00~翌4:00 [日]18:00~23:00
定休日 水曜日
駐車場
ホームページ http://www4.point.ne.jp/~esogie/

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