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ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その1(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)

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ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その1(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)
今回は黒翼猫さんのブログ『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』からご寄稿いただきました。
※すべての画像が表示されない場合は、http://getnews.jp/archives/802946をごらんください。

ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その1(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)

インターネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まっているのですが、調べてみたところひどすぎたのでまとめてみました。

「インフルエンザワクチンは打たないで!【常識はウソだらけ】」 2015年01月16日 『NAVER まとめ』
http://matome.naver.jp/odai/2136722192815769401

まず、一番に目がつくのがNAVERのまとめ

「WHO、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論 病院は巨額利益、接種しても感染多数」 2015年01月23日 『ビジネスジャーナル』
http://biz-journal.jp/2015/01/post_8689.html

もう一つは、WHOがインフルエンザワクチンは予防不可というニュース。

これについて詳しく調べてみました。

読むのがめんどくさいという人のために結論をまとめると

・ NAVERまとめに掲載されている ワクチン否定論は全て30~40年前のインフルエンザワクチン技術・インフルエンザ判定技術・統計学・副作用に基づいている。
・ WHOがインフルエンザワクチンで予防できず有効性が確認できないと書いてるのは高病原性鳥インフルエンザのことでほぼFA。
・ WHO自体はワクチンが最も有効な手段で、特に、妊婦・高齢者には強く推奨している。
・ インフルエンザワクチン反対派のかなりアバウトな論文のせいで、風評被害で 集団ワクチン接種が1994年で取りやめになった結果、流行がひどくなったのだが、反対派はこれを指して、ワクチンでは流行は防げないと言っている。
・ インフルエンザワクチンをけちった結果として、数百億円の製薬会社などの医療界への投資をけちらせることに成功した場合、高齢者医療で最大1兆円の利権が生まれる。

以上。
では詳細をご覧ください ・ω・

1/26の追加資料についてはこちら

「ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その2」 2015年01月26日 『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1890109.html

まず、インフルエンザワクチンの否定コメントが大きな根拠としているものに『母里 啓子』氏の書物があります

しかし…この人の根拠にしてるのが、30年以上前の研究なのです。

効果がないの根拠にしている資料が酷すぎる件

30年前、風邪とインフルエンザの区別がほとんどできなかった時代に行った正確な統計に基づいていない資料を根拠にしています。

「インフルエンザワクチンは効くの?」 2011年02月28日 『川本眼科(名古屋市南区)』
http://www.kawamotoganka.com/tayori/1200/

著者の母里啓子(もり ひろこ)さんは 1980年代からインフルエンザワクチン反対派の旗手で80歳。昔この本を読んだ時はなるほどそうだとすっかり感心したものですが、その後いろいろ勉強してみるとおかしいところが目に付くようになりました。
1980年代に前橋市の医師たちはインフルエンザワクチンを学童に強制接種することに疑問を持ち、中止しました。その根拠を自分たちで調査をしてまとめた報告書が「前橋レポート」です。

「ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況」 『カンガルーネット』
http://www.kangaeroo.net/D-maebashi.html

これが現在もワクチン反対派の最大の拠りどころとなっている研究です。
労作だと思いますが何しろ今から約30年も前の研究です。当時は37℃以上の発熱で2日以上 学校を欠席すればインフルエンザとみなしています。普通の風邪にインフルエンザワクチンは効きませんから、これは結論を左右する可能性の高い問題点です。 また、インフルエンザ接種地域と非接種地域を比較しているのですが、実は接種地域の接種率も5割に満たないのです。当時はEBMなどという考え方もなかっ たので、近年常識となっている統計学的処理もされていません。これが今日でも一番素晴らしい調査研究などとはとても言えないと思います。現在では、PCR 法で正確に診断をつけ、きちんと計画的に行われた研究があります。そして、ワクチンに予防効果があると結論づけられています。

※前橋市が中止したのは1979年です

「インフルエンザ予防接種ワクチンは打たない派の方へ・・・なんで判ってもらえないんだろう?追記あり」 2013年11月28日 『五本木クリニック院長ブログ』
http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=7503

前橋レポートに関する詳しい分析がこちらにあるので、興味がある方は読んでみるとよいでしょう。

副作用の過大評価

今から20年前にアレルギー対策が進み、アレルギー物質であったゼラチンは使用されなくなりました。
そして、現在はさらにワクチンの精製品質が高くなり、卵白成分も微量にしか含まれなくなりました。
ちなみに、欧米ワクチンの精製がやや粗いため、日本製のワクチンの数倍の卵白成分を含んでいるそうです。
(それだけ国内のインフルエンザワクチンは高品質なのです)

「アレルギー疾患と予防接種 – 日本小児感染症学会(PDFデータ)」 『機関誌「小児感染免疫」 Online Journal』
http://www.jspid.jp/journal/full/02002/020020227.pdf

まとめ記事では、2000年の死亡事故を根拠にしていますが、数年後の調査で判明したことがふれられていません。

「インフルエンザワクチンは効くの?」 2011年2月28日 『川本眼科(名古屋市南区)』
http://www.kawamotoganka.com/tayori/1200/

「2000年と2001年度にインフルエンザワクチンを接種者数はワクチン出荷数(1504万本/2年)から約2000万人以上と推定される。このうち7人が急性肝炎、脳症、間質性肺炎で死亡した。10歳未満と60歳以上が65%を占めた。」という内容の記事がありました。
死因をみるとインフルエンザワクチンのためとは考えにくいものもあり、同じ症例を2重に報告している可能性も否定できない、と言うことでした。死因との因果関係が十分に検討されてもいないようですので、この数字はかなり水増しされた数字と考えられます

さらに、インフルエンザワクチンの副作用の恐ろしさとしてギランバレー症候群についてあげていますが…

「1.ギラン・バレー症候群(PDFデータ)」 『日本神経学会』
http://www.neurology-jp.org/guidelinem/gbs/sinkei_gbs_2013_03.pdf

ワクチン接種について,これまで統計学的に有意に相関するといわれているのは狂犬病ワクチンSwinefluH1N1インフルエンザA/NJ/76ワクチンのみで,現在用いられているインフルエンザワクチン接種によるGBSの有意な増加はみられていない

要するに新型豚型ワクチンでのみ検出されていて、一般的に使われている季節流行型のワクチンでの発生は無いと結論が出ています。

ワクチンの効果が実証されていない・流行を抑える効果は全くないは嘘

「インフルエンザワクチンエビデンス」 『西村医院医療情報』
http://www1.ocn.ne.jp/~nisimura/contents/infvacctineevidence.html

複数の論文で実証されています。
流行による感染者の有為的な減少も観測されています。

「インフルエンザワクチンの過去,現在,未来(PDFデータ)」 『感染症学雑誌 Online Journal』
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0760010009.pdf

日本ではこうした、ワクチンの効果がないことを訴える団体のせいで1994年以降インフルエンザの集団予防接種が中止されましたが、集団接種の中止以降,インフルエンザの死亡者が急増していることが明らかにされています。
実際は予防接種を行っているのに流行を防げないのではなく、集団予防接種をするのをやめて、しない人が増えたから流行が防げなくなったのです。

|。・ω・)。o (訳が分かりませんね。)

また、興味のある方は『インフルエンザ 抗体陽転率』で検索してみると、どの程度のワクチン効果があるかたくさん報告書を見ることができます。株ごとに どの程度の抗体ができたか調査している地方自治体もあります。

「感染症流行予測調査事業における インフルエンザ感受性調査概要(平成22年度)(PDFデータ)」 『佐賀県庁ホームページ』
http://www.pref.saga.lg.jp/web/var/rev0/0117/2753/19-6.pdf

タミフルが精神異常をひきおこすことが問題になり、未成年への使用が禁止?⇒真相は

そもそも、インフルエンザにかかると脳炎・脳症を起こすことがあり、異常行動の原因になると言われているわけで、特効薬が原因という訳ではないのですが…。
インフルエンザにかかると、特効薬アリでもなしでも、10%程度の子供が異常行動を起こすことが分かっています。

「インフルエンザの異常行動とタミフル」 『西知多医療厚生組合』
http://www.nishichita-aichi.or.jp/chita-hp/gairai/window/wanpointo/inhuruijyoukoudou.tamihuru.html

「小中学校の予防接種と、学級閉鎖の関係を10年間調べましたが、ワクチンに感染拡大を抑える効果はまったくありません」(ただし、インフルエンザの感染を正確に検出する技術がなかったころの、母里啓子氏の30年前の調査

「ここにいるウイルス学者で、インフルエンザワクチンが効くと思っている学者はひとりもいないだろう」
(石田名香雄 (ただし、大正生まれの教授の1981年の発言

|。・ω・)30年前の妄言を未だに信じて根拠にしてるサイトとか狂気です

ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その1(黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition)
(画像が見られない方は下記URLからご覧ください)
http://px1img.getnews.jp/img/archives/2015/02/21.jpg

20年前に、こうしたワクチン反対派の学者のせいで、ワクチンをやめたのが1994年。
2001年は鳥インフルエンザの発生で、みんながこぞって予防接種を受けた年です。

感染人数の推移を見ると、ワクチンの効果があるかないかは明らかですねw
もっと詳しいグラフの説明はこちら*1

*1:「ネットでインフルエンザワクチンは効果がないと言うデマが広まった件 その2」 2015年01月26日 『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1890109.html

インフルワクチンの予防率は1.5%(ランセット掲載研究より)→実は…

この記事、NaturalNewsというサイトの Mike Adams という人が書いているのですが。

「NaturalNews」 『Wikipedia』
http://en.wikipedia.org/wiki/NaturalNews

科学的根拠に基づく医療や科学を憎み、いんちき療法のサイト。偽健康食品のサイトで無責任な健康情報を広める、ワクチンに関する怪しげな情報を持つ大規模なセクションを持っている。などろくなことが書いていませんw。最近だと、偽エボラ治療薬のニュースリリースを出して問題になったようですね。こんなの根拠 にするとか、アホですか・ω・;

ワクチンをホルマリンで処理していたのは40年前の技術

「平成26年のインフルエンザ予防接種について」 『たくゆう耳鼻咽喉科クリニック 院長ブログ』
http://www.taku-jibi.jp/blog/385/

「インフルエンザワクチンの作用機序」 『Tak’s Home page』
http://www.hi-ho.ne.jp/tgoto/medic3/1094.html

ウイルスを薬液(ホルマリンなど)で処理して毒性を弱めてそのまま注射する「全粒子型ワクチン」でした。よく効くワクチンでしたが、発熱や注射した場所が 赤くなり大きく腫れ上がる、ギランバレー症候群などの重篤な副作用も強かったようです。その後1970年代になり、薬液(エーテルなど)でウイルスをバラバラの断片に分解したものを注射する「スプリットワクチン」が開発され、現在も季節性インフルエンザのワクチンは「スプリットワクチン」が使われることがほとんどです。このワクチンは、「全粒子型ワクチン」に見られた大きな副作用が発生する頻度が少なく、安全性が高い

・インフルエンザワクチンには3種類
(1) 不活化スプリットワクチン(現行ワクチン)
(2) 弱毒化生ワクチン
(3)
不活化全粒子ワクチン(ウイルス粒子をホルマリンで不活化)
不活化全粒子ワクチンは発熱などの副作用あり、1970年代以後使用されていない
ウイルス表面糖タンパク質ヘマグルチニンを精製した抗原、スプリットワクチンが使用されている。

要するに、ワクチン反対派の人は、ワクチンが嫌いなので、30年前から調べるのをやめてしまい、最新のワクチンの技術について何も知らないので今は使われていない30年以上前のワクチンを引き合いに出して反対している。

“平成24年2月24日、NHKの全国ニュースで「今年のインフルエンザワクチンは無効率が100%”→実は?

変ないいかたですね。要するに有効率0%、全く効かないということです。このニュースを忘れないでおきましょう。

これ、書いてる人が日本語が読めてませんね。
ワクチンの効果が低いウィルスが100%の割合で蔓延した地域があると言ってるだけで、全くきかなかったとは言ってません。
近年のA型インフルエンザウィルスの場合、的中した場合80~90%にインフルエンザの症状を和らげたり防いだりするのに必要な免疫上昇。外れた場合でも50~60%に効果があると言われています。

ビジネスジャーナル。前述の母里啓子氏を前面に出して嘘ニュースを流す

「WHO、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論 病院は巨額利益、接種しても感染多数」 2015年01月23日 『ビジネスジャーナル』
http://biz-journal.jp/2015/01/post_8689.html

その一方で、東京都内で内科医を開業する医師は、ワクチンそのものに疑問を投げかけている。 … 世界保健機関(WHO)のホームページを見ても、『ワクチンで、インフルエンザ感染の予防はできない。また有効とするデータもない』と書いてあります

名前を出さない時点でかなり胡散臭いのですが…。

では、ここでWHOのホームページを見てみましょう

Influenza (Seasonal) 2014年03月 『WHO』
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs211/en/

Influenza vaccination is the most effective way to prevent infection.
インフルエンザワクチンは、感染を予防する最も有効な方法である。

Prevention

The most effective way to prevent the disease and/or severe outcomes from the illness is vaccination. Safe and effective vaccines are available and have been used for more than 60 years. Among healthy adults, influenza vaccine can provide reasonable protection. However among the elderly, influenza vaccine may be less effective in preventing illness but may reduce severity of disease and incidence of complications and deaths. Vaccination is especially important for people at higher risk of serious influenza complications, and for people who live with or care for high risk individuals. WHO recommends annual vaccination for:
pregnant women at any stage of pregnancy
children aged 6 months to 5 years
elderly individuals (?65 years of age)
individuals with chronic medical conditions
health-care workers.
Influenza vaccination is most effective when circulating viruses are well-matched with vaccine viruses. Influenza viruses are constantly changing, and the WHO Global Influenza Surveillance and Response System (GISRS) ? a partnership of National Influenza Centres around the world ?monitors the influenza viruses circulating in humans. For many years WHO has updated its recommendation on vaccine composition biannually that targets the 3 (trivalent) most representative virus types in circulation (two subtypes of influenza A viruses and one B virus). Starting with the 2013-2014 northern hemisphere influenza season, quadrivalent vaccine composition has been recommended with a second influenza B virus in addition to the viruses in the conventional trivalent vaccines. Quadrivalent influenza vaccines are expected to provide wider protection against influenza B virus infections.

予防

病気からの疾患および/または重度の成果を防止するための最も効果的な方法はワクチン接種である。 安全かつ有効なワクチンが利用可能であり、60年以上使用されてきた。 健康な成人の中では、インフルエンザワクチンは、合理的な保護を提供することができます。 しかし、高齢者、インフルエンザワクチンは、病気の予防に効果が低いかもしれないが、疾患や合併症や死亡の発生率の重症度を減少させることができる。

ワクチン接種は、深刻なインフルエンザの合併症のリスクが高い人のために、と一緒に暮らすまたは高リスクの個人を気遣う人々のために特に重要です。

WHOは、のために毎年のワクチン接種を推奨しています:

妊娠のいずれかの段階で、妊娠中の女性
6ヵ月~5歳児
高齢者(65歳以上)
慢性的な病状を持つ個人
医療従事者。

循 環するウイルスがワクチンウイルスとよく一致したとき、インフルエンザワクチン接種が最も効果的である。 インフルエンザウイルスは常に変化してされており、WHO世界インフルエンザサーベイランスと応答システム(GISRS) -ヒトで循環するインフルエンザウイルスをモニタし、世界中の国家インフルエンザセンターのパートナーシップ。

3(3価)循環の中で最も代表的なのウイルス型(A型インフルエンザウイルスの2のサブタイプと1 Bウイルス)を標的ワクチン組成物の隔年への勧告を更新した長年の間。 2013-2014北半球のインフルエンザシーズンから始まる、4価ワクチン組成物は、従来の三価ワクチン中のウイルスに加えて、第二のインフルエンザB ウイルスに推奨されている。 四価インフルエンザワクチンは、インフルエンザBウイルス感染に対する広い防御を提供することが期待される。

2014年3月

ほぼ真逆のことが書いてありますが。『高齢者の場合は、インフルエンザの予防は難しい』とあります。ここだけ取り出して、予防できないって言ってるとしか思えませんね。すごいですねとか思ってたのですが ・ω・

「Frequently Asked Questions on human infection caused by the avian influenza A(H7N9) virus」 2014年02月14日 『WHO』
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/faq_H7N9/en/

14. Is there a vaccine for the H7N9 virus?

Currently, no vaccine for the prevention of H7N9 infections in humans is commercially available. WHO is working with its partners for vaccine development and some products are now being tested for efficacy and safety.

14. このインフルエンザウィルスのワクチンはありますか?

現在、市販されているワクチンでは予防できない。 WHOは、パートナーと協力して、ワクチンの有効性と安全性を試験している。

『予防できないし、まだ有効性が確認できてない』という文言が完全一致!
まさかの、高病原性鳥インフルエンザww

「WHO「アクティブ・エイジング」の提唱 ――その政策的枠組みとまちづくりチェックポイント――(PDFデータ)」 『libdoc.who.int – /』
http://whqlibdoc.who.int/hq/2002/WHO_NMH_NPH_02.8_jpn.pdf

例えば、インフルエンザの予防接種を高齢者に行うと、予防接種の費用1ドル当りで治療費30~60ドルが節約できると試算されている(U.S. Department of Health and Human Services,1999)

なんでこんなことをするんでしょうか?WHOの公式文書をさらに読んでいるとヒントがあります。
実は予防接種をすることで予防接種1ドル当たり医療費がその数十倍節約できるのです。
予防接種は小さな町医者でもできますが、重篤化して入院などすると大病院にかかることになります。
ええ、そうなんです。予防接種を推進すると、大病院がもうからなくなるのです
製薬会社の薬の開発費と予防接種代の利益で儲けてる!という情報であおって、実は大病院でかかる老人の医療費負担で何十倍の税金を払ってるのが真相です。

「今冬シーズンのインフルエンザワクチン需要数は2836万から2851万本と推計」 2012年09月10日 『日経メディカル』
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/special/flu/vaccine/201209/526688.html

2011年度のワクチン接種率は、3歳未満が50.5%、3歳以上13歳未満が56.8%、13歳以上65歳未満が30.0%、65歳以上が56.4%

WHOの言う通りなら、日本人は65歳以上の人口が約3200万人ですから
インフルエンザの予防接種代は約1000円と仮定すると…。
65歳以上の予防接種を100%実施すると…。
4200億~8000億の税金の節約。
1000円~2000円のワクチンで儲ける団体があると主張して、インフルエンザワクチンに
反対することによって、国民一人当たり4000円~8000円の利権が大病院に流れてるわけですね!
予防接種率がさらに下がれば、最大1兆円の利権が生まれる(負担は国民)わけですから、
こんなおいしい話はないです。
|・ω・)。o (目先の利益に踊らされて、背景の巨大な利権があることに気づいてないわけですねw)

まぁ、飛ばし記事も散見されるサイゾー*2さんが書いてる Business Journalだから仕方ないんでしょうね。

*2:「サイゾー」 『wikipedia』
http://ja.wikipedia.org/wiki/サイゾー

おまけ:

B型インフルエンザにワクチンが効きにくいと言われる理由とC型インフルエンザのワクチンがない理由

通常インフルエンザワクチンはA型2種類とB型1種類の混合ワクチンをWHOがその年の流行を予想して推奨します。

「WHOはインフルエンザワクチン接種を推奨している」 2015年01月26日 『うさうさメモ』
http://d.hatena.ne.jp/usausa1975/20150123/p1

A型は変異が早く、C型はほとんど変異せず、B型は中間。
B型は変異しにくい分、抗体を既に持ってるケースが多く、ワクチンをしても効果があまりないというよりは、既に抗体があるからワクチンをする前と後で変わらないことが多い訳ですね。まぁ、だからB型がそれほど蔓延することもない訳ですが。
殆ど変異しないC型インフルエンザは一度かかったら、二度とかかることがないとも言われています。(だからワクチンがない)

よくある、『なんで、自分はインフルエンザワクチン接種してないのに、子供や妻は感染したんだよ』ってケース。
ワクチン反対団体『ワクチンがインフルエンザは予防なんてできず重篤化を防ぐなんてでたらめです』という主張について

「Vaccine use」 『WHO』
http://www.who.int/influenza/vaccines/use/en/

Vaccination is the most effective way to prevent infection and severe outcomes caused by influenza viruses.

Vaccination is especially important for people at higher risk of serious influenza complications, and for people who live with or care for high risk individuals.

ワクチン接種は、インフルエンザウイルスの感染とそれによって引き起こされる重篤な症状を防止するための最も効果的な方法です。

ワクチン接種は、重篤なインフルエンザの合併症のリスクが高い人、一緒に生活したり、個人的にリスクの高い人の世話をするのにも重要です。

このようにWHOの公式サイトに、しっかり、インフルエンザの接種が最も効率のいい予防方法で、症状が軽くなるって書かれています。

「インフルエンザ 予防接種について」 2014年11月25日 『まさきファミリークリニック』
http://masaki.2525family-clinic.com/news/369

インフルエンザウイルスは、まず最初に鼻の粘膜で増殖し、それから体内に入り込んで全身を駆けめぐり、時には肺炎、脳炎、心筋炎などの重篤な合 併症を、引き起こします。これに対し、ワクチンは体内に抗体(IgG抗体)を作り、ウイルスが体内に入り込んでからの活動を抑制するように働いてくれます。
ウイルスが鼻粘膜で増殖している時は(鼻水、咳、発熱など初期症状の頃)、ワクチンの効果が十分みられない事もあります。

つまり、ワクチンは、インフルエンザの感染を直接防ぐことはできないのです。→軽度のかぜ症状はやむを得ないと思って下さい。

しかし、この増殖したウイルスが体内に入り込んできた時に、ワクチンによってすでに作られているIgG抗体が、ウイルスの活動を防いでくれるため、重篤な合併症を引き起こさないですむのです。ワクチンは、重症化を防いでくれると思って下さい。

こちらの病院のサイトに書いてるのが一番わかりやすいと思います。
初期症状の時はワクチンは十分な効果を得られないため完全に予防するのは困難なようですが、現状では最も効率的な予防法で、体内に入ってきたときに抵抗力が高いと、インフルエンザだと気づかないうちに軽い症状で直ってしまうわけですね。

・ 子供は抵抗力が低いので、インフルエンザに感染しやすい。ワクチンによって免疫がつくが、大人ほど高くはないので2回接種する必要がある(上の資料にもあ るように、ワクチンによって、感染力を高めたことによって、症状が軽く済みます。子供はC型のインフルエンザにまだかかっていないことがある(感染は一生に1度くらいと言われている)

・ 母親は子供と濃厚な接触をするので感染リスクが高い。近所の奥さん同士で飛沫感染する程度にはおしゃべりもします。

・ 会社員の方は既にB型、C型インフルエンザに感染していることが多い。あまり、多人数と濃厚な接触はしない。免疫力が高いため、自覚症状が出ないこともある。
・ワクチンの接種では医療機関に行くことも多いので、当然そこでもらってくることもあります。ちゃんと、うがいや手洗いをし、粘膜が乾燥しないようにするのは重要ですね・ω・

まぁ、よく勘違いされるのが、普通のワクチンが95%以上有効なのに、インフルエンザは株の予想の当たり外れがあるので摂取しても感染することがあるのは仕方ないのです。予想が外れても、リンクを張った佐賀県の調査のようにある程度の免疫上昇効果は観測されているので、接種して感染したとしても、無駄ではなかったのです。

|。・ω・)。o ( 家族で一人だけ感染しなかったのなら、それはあなたが、もう少し子供に関心を持つべきということを暗示してるのかもしれませんよ? )

#中の人は、インフルワクチンは賛成だけど、HPV(子宮頸がん)ワクチンについては(副作用がインフルワクチンの100倍近いとか、薬の信ぴょう性が低いのにインフルワクチンの10倍とか、性病であることを教育するんじゃなくて予防接種ですませればなんとかなるって考え。むしろ風俗に行く人がかかるリスクが高いので若い男性にも接種しないと意味がない)とかから反対だよ。

執筆: この記事は黒翼猫さんのブログ『黒翼猫のコンピュータ日記 2nd Edition』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年02月04日時点のものです。

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