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【動画】『車中泊』は想像以上に過酷だということがよく分かる実験をJAFが公開

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『車中泊』といえば、文字通り車の中に寝泊まりすることなんですが、一言『車中泊』と言っても色々なパターンがあります。キャンピングカーを浜辺に泊めてアウトドアを満喫するのも『車中泊』ですが、単に宿が無いというだけの過酷な車中泊もあります。特にこの時期の後者は、レジャーっぽさを一切感じさせない「サバイバル」と言っても過言では無いでしょう。

今回は、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)が先日公開した『厳冬期の車中泊。寒さをしのぐ対策は?』という動画をご紹介します。毎年、吹雪や豪雪により車が立ち往生し、長時間車内に取り残される事例が発生しているそうで、本動画は実験を通じて対策と注意を呼びかけることが目的となっています。実験の内容はというと、実際に寒冷地の駐車場に駐めた自動車のなかで、エマージェンシーシート(保温性に優れた薄いシート)や毛布など様々なパターンの装備を比較検証するというもの。なお、排気ガスによる一酸化炭素中毒を避けるため、エンジンを切った状態での実験となっています。

ちょうどこの冬、四国の国道192号線で大雪による大規模な立ち往生が発生し、「改正災害対策基本法」が初めて適用されるなど全国的なニュースとなりましたが、あのときに被害に遭われた方々の様子はとても辛そうでしたね。日本で生活をしていく上で、雪害はいつ我が身に降りかかるか分かりません。ぜひこの実験を参考にされてください。

厳冬期の車中泊。寒さをしのぐ対策は?【JAFユーザーテスト】(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=QjzP6pkeDsI

対策なし(左上)/毛布+使い捨てカイロ(右上)
寝袋(左下)/エマージェンシーシート(右下)

まとめ
・今回のテストでは、「寝袋」と「使い捨てカイロ」の仕様でなんとか一晩耐えることができた。
・エマージェンシーシートでは、十分な暖かさは得られなかった。通気性が無い分、汗をかいて冷えにつながった。
・毛布などの用意がなくエンジンをかけて暖房を使う場合は、一酸化炭素中毒の危険を考えて、頻繁な換気やマフラー周りの除雪が必要です。
・外より車内の方が温度は高いので、荒天時は無理に外に出ないで、車内で天候の回復や救援を待ちましょう。
※JAFホームページより引用

筆者も車中泊の経験があるのですが、冬季に車で寝泊まりすることは見た目以上にハードです。寝返りもできないような車内の窮屈さもさることながら、最も辛いのはやはり何と言っても気温との戦いです。エンジンを切って眠りにつけば、寒さのせいで2〜3時間の周期で目が覚めてしまいます。これとは反対に、(環境には優しくないのですが)エンジンをかけ暖房をつけて寝ていると、暑さや寝汗による体温低下で目が覚めてしまいます。普通の車中泊ですらそれくらいハードですから、動画のような明らかに寒そうな場所での車中泊は本当に過酷なんだろうなという印象がヒシヒシと伝わってきます。なにはともあれ被験者の方々、本当にお疲れさまでした。。

交通安全とエコ|JAFホームページ
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail4.htm

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記者:

車担当。 q@magarin.net

TwitterID: magarin_14

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