【日本酒レビュー】予約2か月待ちの貴重な一品『獺祭 磨き二割三分 遠心分離』を飲んでみた
全国各地の美味しいお取り寄せグルメを編集部で実際にお試ししてご紹介するこの企画。今回は山口県岩国市の酒造『旭酒造』から、『獺祭 磨き二割三分 遠心分離』をお取り寄せ。編集部で試飲してみました。
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「美味しい」の一言に尽きる……! 国境を超える日本酒『獺祭 磨き二割三分 遠心分離』
商品特徴
このお酒は、遠心分離の技術を使い圧力をかけずに搾ったものに、通常のお酒の搾り方である圧力をかけて搾ったものをブレンドしております。
遠心分離の美点である「いやなところが何もない酒質」に、通常の搾り方由来のパンチのあるごく味を持つ酒質を加えて、洗練された華やかさと繊細さに厚みと複雑さを表したものです。
昨今の日本酒ブームをけん引している銘柄のひとつ、『獺祭』。日本のみならず、海外でも高い評価を受けており、あまりの人気に2015年1月現在、なんとほとんどのお酒が予約2か月待ちとなっている状態です。
蛇の目の猪口に注いでみると、透明でほんの少しだけ黄味がかった色味がわかります。
そして、なんと言っても特筆すべきは香り。蓋を開けた瞬間から溢れ出してくる上品で華やかな吟醸香は、飲む前から柔らかく優しく、包み込まれるような気分にさせてくれます。
旭酒造では、そんな香りを目一杯を楽しみながら飲めるよう、飲む器にワイングラスを推奨。『獺祭』のロゴ入りグラス(税込972円)も販売中。
グラスは星印のところまで注ぐと、ちょうど90ml入るようになっています。ロゴ入りのおちょこはよく目にしますが、ワイングラスは初めて見ました。さて、早速こちらのグラスで『獺祭 磨き二割三分 遠心分離』を飲んでみます。
飲んだ感想は?
「やさしく上品な香り。これは確かにワイングラスで楽しむべき」(30代男性)
「一口含むと香りからも想定できるかのような上品で穏やかな甘味。
日本酒にワイングラス⁉と思いましたが、上立ち香は心地よくふわりと漂うかのような果実感で良く合います」(20代女性)「豊かな香りと吟醸酒なのにしっかりとした味わい。
おいしいつまみをちょっと用意して、酒酒酒酒酒つまみ酒くらいの感じで飲みたい」(30代女性)「極限まで精米したという極めて稀な獺祭、香りは芳醇そのものだけれども、世にある“フルーティーな日本酒”とは違ってます。
非常に日本酒らしいのだけれども、その中にある“とても良い香りの要素”だけを見事に取り出しています。これは香りだけでなく味についても同様の事が言えます。
日本酒としての旨味をきわめて純粋に抽出しているので、お米の旨味を日本酒として感じますが、エグみや雑味が取り除かれているのはもちろんのこと、凝縮された甘さやコクが後に残ります。
飲みやすさと反比例した濃さがある、という印象がありました」(40代男性)
グラスに口をつけた瞬間、鼻腔をくすぐる華やかな香り。やわらかな口当たり、メロンのような甘やかな味わいのあと、キリッとした辛味が鼻から抜け、スッと口から消えていく。一口、二口と飲むたびに味わいが変わり、もう一口、またもう一口と求めてしまう。まさに珠玉の酒。
「普段、日本酒はあまり飲まない」「日本酒の違いはわからない」という人も、「これは美味しい」と感嘆の声をあげていました。『獺祭 磨き二割三分 遠心分離』は、国境をも超えて、誰もが楽しめるお酒だと言えるでしょう。
商品情報
商品名:獺祭 磨き二割三分 遠心分離
価格:1.8L/16200円 720ml/8100円
酒質:純米大吟醸
アルコール度:16%
精米歩合:山田錦 23%
メーカー公式サイト
https://www.asahishuzo.ne.jp/index.php[リンク]
若いうちはなんでもやっとけー! とがむしゃらに生きている20代女です。 趣味は旅行と読書、創作活動、そして酒。夢中になると大変なことになるので、いつも控えめに過ごしております。
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