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308円で宿泊できる? 三浦半島にある激安の宿泊施設を徹底調査!

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横浜のココがキニナル!

「YMCA三浦ふれあいの村」が気になる! 宿泊費が308円となってますが、学校や団体でないと使いづらいような。実際に宿泊してみて施設や周辺環境のレポートを希望します。(紀洲の哲ちゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果
「YMCA三浦ふれあいの村」は青少年の野外活動教育のための宿泊施設で、一般人も一ヶ月前からの予約可。体験イベント、1泊2食の合計料金は2308円

最近自宅ばかりで仕事をしていたら、やたらと髪の毛が抜けていることに気がついた。これは・・・旅に出なければ!! ということで、308円で宿泊できるという「YMCA 三浦ふれあいの村」へ行ってきた!!

「三浦ふれあいの村」に宿泊するには、まず電話で申し込み後、送付された書類に必要事項を記入し再送するとのこと(書類はホームページからダウンロードできる)。宿泊の1ヶ月前には手続きを終わらせるべし。

で、待ちに待った当日

雨でございました。これは絶対編集部・山岸のせいだ、と思っていたが、山岸はザキヤマのせいだと思っていたご様子。私はゴリゴリの曇女だっつーの!!


しっとりした京浜急行線・三崎口駅


バス乗り場「3」からバスに乗り


「和田」停留所へ

「和田」停留所から約15分歩く。


Google mapより


バス停の近くに看板もある


和田義盛(よしもり)神社


広大なキャベツ畑

畑やのどかな住宅街を抜けて歩いていくと・・・


またまた看板が見えてくる

宿泊施設は「やまびこ棟」と「しおさい棟」の二つ。私たちが宿泊するのは、しおさい棟なので、案内看板にそって右手に進む。


海だ!!


そしてこちらの白い建物が「YMCA 三浦ふれあいの村」しおさい棟


入口


広々としたロビー

しおさい棟に着いてすぐ、手続きをする。宿泊利用料308円とシーツなどのリネン代330円(合計638円)を支払う。あちこちから子どもの声がして、小学生の集団とすれ違うと「こんにちは!!」と挨拶してくださいました。うれしい!!


お世話になります!!

この日お話をお伺いしたのは、公益財団法人横浜YMCAの植松さん。とてもほがらかで頼りがいのある方。よろしくお願い致します。

まずは「YMCA三浦ふれあいの村」とは? どのような場所なのでしょうか? 「もともとこの施設は“神奈川県立ふれあいの村”として約42年前に設立しました。ほかにも愛川町と南足柄にもありまして、全部で3つの“ふれあいの村”を県が運営していました。しかしなかなか経営が上手くいかず、(地方公共団体が法人や企業などに管理・運営を代行させる)指定管理者制度で9年前にYMCAが入札し、現在に至ります」とのこと。


20人ほどのスタッフさんがいらっしゃる

現在の管理者であるYMCAの正式名称は「Young Men’s Christian Association(キリスト教青年会)」で、1844(天保15/弘化元)年にイギリスで誕生した、キリスト教を基盤とする非営利団体。主にボランティアや児童教育に力を入れており、世界中で活動している。特に野外教育が得意で、日本全国に30箇所のキャンプ場を所有しているそう。

「YMCAが管理するようになってからは、海での活動に力を入れています。シーカヤックや生物観察など、季節によってさまざまな活動が楽しめます」と植松さん。

同村のイベントや活動予定はホームページで確認できる。毎月一般の方も楽しめる企画があるそうなので、みなさんチェックお願いします。


ピザも焼いたり!!

次にお伺いしたのはとてもキニナル宿泊料について。

308円で泊まれると、いうのはどういうことなんだろうか。308円は「YMCA三浦ふれあいの村」の宿泊利用代のみで、このほかにはシーツと枕カバーのリネン代330円がかかる。ほか、夕食代760円~、朝食代550円~(内容によって変わる)が別途かかる。全部合わせて約2000円前後で宿泊できるということだ。なるほどそういうことか。

でも2000円前後で宿泊できるって、かなり安い。「神奈川県立ふれあいの村条例で施設の利用料金は決められています。小中学校が臨海学校などで利用することが多く、公立学校の保護者の負担にならないような金額で利用できるんです」とのこと。青少年教育を目的とした施設だからこその値段なんですな。


アットホームな砂絵の作品

それから投稿にもあった、一般の客の利用について。「デートで利用しても良いんですか?」と編集部・山岸がズバリ聞いてくれました。「デートは極端ですが・・・林間学校などがない時期になりますが、一ヶ月前からご予約の手続きをすれば、一般の方にももちろん利用していただけます。一般の方は家族連れが多く利用されますよ」と植松さん。

同村はグループ・団体・家族の2名以上から予約が可能。閑散期には会社の研修などでも使われるそう。原則として3泊まで宿泊可能だが、相談すれば1週間まで伸ばせることも。デート以外だったらさまざまな場面で利用できそう。

一通りお話をお伺いしたところで、自由に見てまわっていいですよ、という植松さんのお言葉に甘えていよいよ施設内を探検することに。


館内図

子供たちの声がする方へまず行ってみる。


お友達の姿がちらほら


大きい窓のロビーがあったり


わあ、トラン〇スの顔出しパネルだ!!


と思ったら輪投げだったり


集会室では


山岸が空気椅子でピアノを弾いたり


多目的ホールで遊ぶ子どもたちと遊ぼうと試みたり


面白鏡で写真を撮っちゃったり


音楽室で


また山岸がピアノを弾いたり(ちゃんと上手い)

いろいろな部屋がありました。本当に教育を目的として建てられたのだなあ。

そしていよいよ宿泊するお部屋へ!! しおさい棟は1部屋6~8人の少人数のグループが宿泊するのに適している。定員は100人。


宿泊棟へ。渡り廊下を通る


宿泊棟ロビー


談話スペースもある


ロビーで各自シーツを取っていく


おお!!

こちらが今回宿泊する部屋!! 広い! 「1人1間ですねー」というと山岸から衝撃の一言が。「ごめん、今日、夜帰んないといけないんだよね」え・・・?

そんなこと聞いてないのに!!

なんと山岸、夜に会合が入ってしまったため急遽帰ることに。なにそれ! 聞いてないよ!! お化けキャッチ(ドイツのゲーム)持ってきちゃったのに!!


一人じゃできないよ!!

「ごめーん、ごめーん、あはは」と言いながら写真を撮ってきた!! 山岸め・・・性格がどうにかしてる!!


部屋の窓からは


海が見える

私たちが宿泊する予定だった(!)部屋は和室だが、二段ベッドの部屋もある。


空いているお部屋を見せていただいた


廊下にはYMCAの掲げるキーワードが。山岸さんちゃんと見といてよね!

超広い・・・三浦ふれあいの村


パンフレットより

三浦ふれあいの村、まだまだ広い!! 次の日の朝散歩する予定だったけど、雨の降る夕方、敷地内をぐるっと散歩してきました。


出発―


宿舎の裏。BBQ用のテーブルとベンチがたくさん


奥には調理場が


ピザも焼ける!!!


ここは「パーゴラ広場」


「パーゴラ広場」を抜けると山の中に

雨がしっとり降る山の中は寒いけどいい匂いがして清々しい! 7分ほど歩くと大きな建物が見えてくる。


やまびこ棟!!

林間学校などで利用する団体が中心に宿泊する「やまびこ棟」。最大333人が宿泊できる。


吹き抜けのスペース


食堂


和室もあるのか


な、なんの?

この日はやまびこ棟に宿泊している団体がいなかったため、部屋の中を見ることはできなかった。残念。


しおさい棟そばの野外炊事場

野外炊事場をすぎ、さらに奥へ進むと展望台があるそう。やまびこ棟までの道は舗装されていたが、ここからは土のワイルドな道を行く。


妖精とかいそう! と山岸


展望台到着


展望台からの景色はかっこいい!!

はたと気が付くともう日が暮れかけており、急いで山を降りた。


しおさい棟の裏に出る

敷地内だけでもかなり「歩きごたえ」があった。久々に歩いたら足が生まれたてな感じに。でもリフレッシュできたー!!

クラフト作りで性格を知る

しおさい棟に帰ってくると夕飯まで少し時間があったので、クラフト作りに挑戦してみた。


バリエーション豊か(要予約)

クラフト作りは一年を通していつでもできるため人気。山岸は砂絵(200円)ザキヤマは貝のフォトフレーム(300円)を作る。


会合室Cにて植松さんから作業のご説明を受ける


楽しそうな山岸


フォトフレームはグリューガン(のり)を使い、事前に海岸で拾った貝をくっつけていく

久々の工作に予想以上に熱中するザキヤマギシ。1時間無言で作業して完成したのがこちら。


山岸作「はまれぽ.com」ここに来てまで・・・


ザキヤマ作。「(フレームの)地肌をみせるな」見えてるけど・・・

「わー、なんか楽しいねえ」という気分に。大人でも楽しめる工作。半日ぐらいやってたいわ!! わいわい片付けをすると夕食の時間に。


100人が利用できる食堂

同村では朝食と夕食、昼のお弁当は、宿泊申込書と一緒に書類で予約する。基本的にはグループ全員が同じメニューだが、今回は特別に2種類ご紹介。


海藻とタマゴが乗っていて美味しかったという「しらす丼(800円)」と


季節メニューの鳥の照り焼き定食(800円)


たくさんの子どもたちに囲まれながらいただきました

ともにとてもボリュームがあり、シンプルな味わい。バランスよく栄養が取れるこういうメニュー、毎日食べていたら体に良いんだろうな。


食堂にはお酒も売っている。昼夕食時、夜のミーティング時と飲める時間が限られている

子どもたちの「ごちそうさまでした」の号令に便乗してごちそうさまでした。

ここで山岸、帰る時間に。タクシーで颯爽と駅へ向かった。去り際に一言「朝ごはん自撮りしてね!!」って!! むっきー!


しわしわのお見送り

こうなったら1人で楽しみ尽くしてやる!! 植松さん、なにか夜にできる楽しいことってないですか!? 「じゃあスモアーズを作ってみましょうか」と提案してくださった優しい植松さん。スモアーズとはマシュマロを火で焼いてクラッカーの間に挟むお菓子だそう。なにそれおいしそう!! 小走りで野外炊事場へ向かう。


うっすら明かりが


火を起こす植松さん


ドラム缶コンロの大きさに比べてこの炭の量! 炭が赤くなるまでうちわで扇ぐ

良い感じに炭火を作るのって大変!! 植松さんにも手助けしていただき、準備完了。


串にマシュマロを刺し


狐色になるぐらいまで火で炙る


ビスケットで一旦挟んで串を取り


チョコチップをまぶし


挟んでできあがり

スモアーズとは、英語で「Some mores(もっとちょうだい)」を略した名前。一度食べたら「もっとちょうだい!」と言いたくなるぐらい美味しい食べ物、という意味だそう。熱くてトロトロでチョコレートで、今思い出してもまた食べたくなる美味しさだった。外のきりっと冷えた空気の中で、火の燃える音と美味しいお菓子とで、とっても良い気分でした。植松さんありがとうございました。

この後は広々としたお風呂に1人で入らせていただいた。


古いが掃除が行き届いている

ほかの団体との兼ね合いもあるため、入浴時間は入村時に決める。このお風呂、とっても気持ちよかった!!

お風呂のあとはなんだか眠くて眠くて午後9時には眠ってしまった。


次の日は快晴

朝6時に起床し、もう一度寝て、午前7時半に食堂で朝食をいただいた。昨日の小学生の集団と一緒になったが、みなさんとってもお元気。すごい! ザキヤマは全然目が開かないのに・・・


自撮り。寝すぎた・・・


季節メニューのきのことワンタンのクリームスープ(570円)

とってもボリュームのある朝食。野菜がたくさん入っていてうれしい。食べているうちに目が覚めました。ごちそうさまでした。

朝食後は洗顔と布団を整理し、午前9時までに食事料や寝具リース料、クラフト料を清算する。今回ザキヤマ1人の宿泊料金の合計は2308円。2食付きなのに3000円以内で宿泊できるなんて、なんてお安いのでしょう!!

普通のホテルのように宿泊はできないが、子どもがいる家族がリーズナブルに旅行したいときにぴったり。体と手を使ってこそ分かる発見がたくさんありそう。

取材を終えて

小学生のころに林間学校で宿泊した場ってなんだったんだろうと思っていたが、なるほどこういう施設だったんだな。最近時間差で謎が解けることが多くてうれしい。突然山岸が帰ることになったときはびっくりしたが、一人でも充実してたなあ。年取ったんだなあ。

―終わり―

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記者:

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