auがAndroidスマートフォン『IS01』向けに『Androidマーケット』の『auタブ』を提供開始
KDDIは、auのAndroidスマートフォン『IS01』向けに、アプリマーケット『Androidマーケット』上で『auタブ』を8月13日から提供開始したと発表しました。auがオススメするアプリを紹介するもので、国内の通信業者では初めてのケースとなります。
『IS01』で『Androidマーケット』アプリを起動すると、「アプリケーション」「ゲーム」のほかに「au」と記載されたタブを表示。『au one Market』や『au one ナビウォーク』『セカイカメラ for Android(au)』など、au独自に展開するAndroidアプリを紹介します。
現在対応する『IS01』のほか、この秋に発売予定のAndroidスマートフォン第2弾でも対応を予定しています。プレスリリースによると、通信事業者は『Androidマーケット』トップページに独自のタブを設定可能だとのこと。国内の通信事業者では初の事例となります。auのAndroidスマートフォンへの“本気度”がうかがえる取り組みとして、注目できるのではないでしょうか。KDDIは、8月下旬に『EZweb』コンテンツと同様にアプリケーションを購入できる『auかんたん決済』のサービスを開始予定。今回の『Androidマーケット』に提供される『auタブ』と、キャリアによる決済機能がどのように結びつくのかにも注目できます。
一方、NTTドコモはAndroidスマートフォン向けに『ドコモマーケット』を提供していますが、現状は『Androidマーケット』へ誘導するアプリ紹介サイトとして情報を提供しているもの。9月に提供を予定しているスマートフォン向けISP『spモード』で、携帯電話料金と一緒に支払い可能なコンテンツ決済サービスの提供を予定していることから、『spモード』開始時に独自のアプリマーケットを開設するものと見られます。
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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