ネコと一緒に暖をとれる「こたつネコ」 が人気! 誕生秘話を直撃
栃木県那須郡にある「那須どうぶつ王国」の、ネコと一緒にこたつでくつろげる「こたつネコ」がネット上で話題だ。
こたつネコは、ベンチ式のこたつに人とネコが一緒に入って暖かく過ごせるというもの。袢纏(はんてん)も用意されており、着用してネコと一緒に撮影することも可能だ。
Twitter上では「すばらしい…!」「完全に発想が天才のそれだな」「もふりてぇ」など絶賛の声が多数寄せられている。
このこたつネコはどのようにして誕生したのか。那須どうぶつ王国の広報戦略室・宮地さくらさんに話を聞いてみた。
「那須高原という土地柄、冬季期間は大変寒くなります。体の冷えたお客さまがこたつに入ってのんびりとくつろぎ、暖をとりながらネコの可愛い様子を間近でご覧いただけたらいいなと考えました。そこで、人とネコが一緒にコタツで暖まることができる空間を作ろうと思ったのです」と、その経緯を語る。
2年前から冬季限定でネコ専用のこたつは設置していたが、今回はそのバージョンアップも兼ねているとのこと。
来場者からは「可愛い」や「癒される」などの声が上がっており、「『今日はネコと一緒にコタツに入るためにきた』と、こたつネコ目的のお客さまもいらっしゃいました。長時間まったりしながら、ネコと暖かい空間を楽しまれるお客さまもいます。ネコたちも熟睡したりゴロゴロしたり、思い思いに楽しんでいるようです」とその人気ぶりを語った。
さらに、来場者が快適な時間を過ごすための工夫にも事欠かない。
「こたつはベンチ式で靴を履いたまま気軽に利用できるほか、テーブルは天板の中心が透明板になっているため、こたつの中でくつろぐネコをさまざまな角度から観察できます。また、袢纏もご用意していますので、こたつに入りながらネコと写真を撮って『日本の伝統的な構図』を楽しんでいただくのもおすすめです」と話す。
「ネコたちにも快適に過ごしてもらうため、室内の温度や空間作りにも気をつけています。ネコのベッド代わりになる鍋を置いたり、座布団を敷いたりとネコたちにとっては至れり尽くせりの空間です」とネコへの気遣いもみせた。
今後については「冬至の日、カピバラたちにぬくぬくと過ごしてもらおうと、栃木が誇る名産・かんぴょうを使った『変わり種露天風呂温泉!』を行う予定ですのでお楽しみに! さらにこの先、ほかの動物も快適にかつ面白く過ごせるような空間を増やしていこうと思っています。ネコたちの空間にも、ねこ鍋のほかに『かんぴょうの実ベッド』を置く予定ですので、栃木ならではの写真を撮って楽しんでいただきたいです」とのこと。新たな取り組みも待ち遠しい。
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