ノーラン監督「『2001年宇宙の旅』と同じようなスケールの作品を届けたい」 最新作『インターステラー』のストーリーが徐々に明らかに

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『インセプション』『ダークナイト』など、作品ごとに世界へ衝撃を与え続ける巨匠クリストファー・ノーラン監督。その最新作であり、地球滅亡のカウントダウンが迫る中、人類の存亡を懸け、史上最大のミッションに挑む人間たちのドラマを描き出すエンターテイメント超大作『インターステラー』が、11月22日(土)より日本公開となります。

常に秘密主義で知られるノーラン監督らしく、『インセプション』や『ダークナイト』の時と同様、すでに解禁となっている映画予告編を見ても、まだその全貌は分からないままです。しかし本日、場面写真が一部解禁となり、ストーリーについても徐々に明らかとなってきました。

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クリストファー・ノーランの原案と、その実弟であるジョナサン・ノーランの既存の脚本を融合させたプロットを基に、最終的な脚本が作られた本作。舞台は、明日か10年後か、現実に起こりうるそう遠くない未来。世界的な食糧飢饉(きん)、劇的な環境変化によって、地球の寿命は尽きかけている中、生きて帰れるか分からない重大な使命に選ばれたのは、まだ幼い子供を持つ元エンジニアの男と数少ないクルーたち。彼らは居住可能な新たな惑星を探すため、前人未到の未開の地へと旅立ちます。それは人類の限界を超える不可能にも思える史上最大のミッション。果たして彼らは、自らの使命を全うし、愛する家族の元へと生還することが出来るのでしょうか?

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主演は『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。共演には『レ・ミゼラブル』で助演女優賞を受賞したアン・ハサウェイを筆頭に、アカデミー賞ノミネートのジェシカ・チャスティン、同じくノミネートのケイシー・アフレック、そして、アカデミー賞受賞のエレン・バースティンとマイケル・ケインという今最も輝く実力派俳優たちが集結。ノーランが仕掛ける、観る者の胸を打つエモーショナルで深みのある人間ドラマを彩ります。

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解禁された場面写真には、NASAの宇宙服を身にまとったマシュー・マコノヒーとアン・ハサウェイが何かを見つめる姿や、クルーたちが未開の地へと降り立つ姿、そして食料不足の危機に取り組む科学者を演じるジェシカ・チャスティンの姿など、想像をかき立てるシーンばかり。どれもリアリティあふれる宇宙や宇宙飛行士たちの様子が描かれ、地球と他の惑星とを股にかけ、人類の存亡を懸けた壮大なストーリーになることが予想されます。

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クリストファー・ノーラン監督は本作について、「弟のジョナサンが手掛けた脚本は、マシュー・マコノヒー演じる素晴らしいキャラクターと彼の家族、そして考えつく限りいちばん壮大な旅を描いている」とジョナサンによる脚本を絶賛。また、「彼らのミッションをリアリティに満ちたものにするべく、多くの革新的技術、そして異なる技術を組み合わせた。それが何なのかはお伝え出来ない。皆さんには映画を見に行って、驚いてほしいから(笑)」と、毎回我々を驚かせてくれる技術的な革新についても言及し、「幼い頃、ロンドンのレスター・スクエアにある映画館の大きいスクリーンで、父と一緒に『2001年宇宙の旅』を見た。とても印象に残っている経験だ。本作では、同じようなスケールの作品をお届したいという野望があった。子供たちとその両親と一緒に見に行ってほしい。ぜひ巨大なスクリーンで、体感してほしい。それが、私がこの作品に込めた思いだ」と熱いコメントを寄せています。

ノーラン監督が仕掛ける新たな驚き、そして本人が『2001年宇宙の旅』を引き合いに出して語る大規模なスケールの映像は、きっとまた我々に大きな興奮と感動を与えてくれるでしょう。

『インターステラー』公式サイト:
www.interstellar-movie.jp

(c) 2014 Warner Bros. Entertainment, Inc. and Paramount Pictures. All Rights Reserved.

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よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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