名優ティム・ロス『ハリー・ポッター』『ハンニバル』……超大作のオファーを断っていた?

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人気絶頂でハリウッドを去り、モナコ公妃となった伝説の女優グレース・ケリーが、公国最大の危機に挑む姿を描いた『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が、ニコール・キッドマン主演で10/18より公開となります。

本作でモナコ大公レーニエ3世を演じたのは、ティム・ロス。クエンティ・タランティーノ監督が世界に認められた『レザボア・ボックス』(91)で一躍その名を知らせ、同監督の『パルプ・フィクション』(94)にも出演。リーアム・ニーソンと共演した『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』(95)で高く評価され、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞を受賞しました。

キレた役から人間味溢れる役まで幅広く演じ、『海の上のピアニスト』(99)では主演に抜擢。ティム・バートンが監督を担当した『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(01)で特殊メイクをして猿のボスを演じ、話題に。この『PLANET OF THE APES/猿の惑星』の出演のため、オファーを断った役が驚くべきことにあの超大作の有名な役だった! それは、『ハリー・ポッターと賢者の石』のスネイプ先生! シリーズで人気の高い役柄だ。実際に演じたのはアラン・リックアン。これ以外にも、オファーを断ったり、候補として挙がっていたが配役されなかったと噂されている作品は超大作がずらり!

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【もしかしてだけど、あの役もティム・ロスだったんじゃないの!? まとめ】

『シド・アンド・ナンシー』ジョニー・ロットン役
(実際は…アンドリュー・スコフィールド)

『シンドラーのリスト』アーモン・ゲート役
(実際は……レイフ・ファインズ)

『フロム・ダスク・ティル・ドーン』セス・ゲッコー役
(実際は……ジョージ・クルーニー)

『ミリオンダラー・ホテル』トムトム役
(実際は……ジェレミー・デイビス)

『裏切り者』レオ・ハンドラー役
(実際は……マーク・ウォールバーグ)

『ハンニバル』ハンニバル・レクター役
(実際は……アンソニー・ホプキン)

『ハリー・ポッターと賢者の石』スネイプ先生役
(実際は……アラン・リックマン)

『イングロリアス・バスターズ』アーチー・ヒコックス役
(実際は……マイケル・ファスベンダー)

そんなティム・ロスは、最新作『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』でモナコ大公レーニエ3世を演じます。ロスは、この人物についてほとんど何も知らなかったと告白。「この役のオファーが僕にかかったこと自体、驚きだったよ。いざやると決めたら、この男について、徹底的にリサーチしなければならなかった。オリヴィエがたっぷりと情報をくれたが、それでも、レーニエに関する記録は、それほど残っていない。だからこそ僕とオリヴィエの手で、キャラクターを作り上げていくことができたわけで、それはむしろ良いことだった。僕らの目的は、レーニエのもつ弱い側面も見せることだったよ」と話しています。

本作の舞台は、レーニエとグレースの“世紀の結婚式”から6年。グレースはモナコ宮殿のしきたりに馴染めず、レーニエは過去最大の危機に直面。公国の存亡の危機が迫っていた。窮地のなかグレースが、自分にしかできない秘策を考えだす。外交儀礼の特訓を受けて、完璧な公妃の“役作り”に励み、各国の指導者を招いたパーティという“舞台”を用意する。伝記映画ではなく人間ドラマを作りたいというオリヴィエ・ダアン監督の意向があり、フィクションのシーンがところどころに織り込まれながら、グレースが自ら書いた“脚本”のクライマックスとなる運命のスピーチまで、ドラマティックに盛り上げています。

数々のオファーを断った!? ロスが出演を承諾した『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』にご注目。

http://grace-of-monaco.gaga.ne.jp/

(C)2014 – STONE ANGELS

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藤本エリ

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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