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富士通の若手社員の口コミに奇妙な共通点 「仕事に面白みがない」「新しいことをしない」

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ここのところキャリコネの口コミに、富士通の若手社員からの投稿が相次いでいる。共通しているのは、会社に対する強い批判ではないが、どこか諦めたような雰囲気があることだ。

代理店営業を担当する20代後半の男性社員Aさんは、富士通にはいまだに「汎用機最盛期」の考え方が色濃く残っており、それがビジネスの足かせになっていると嘆く。

「ハードウェアを押し込むためのビジネスモデルになっており、新しいことへ取り組む意欲が見られない。(社内の)横のつながりが薄く、新しいサービスの開発部門が現場を知らないまま推論でサービスを作るが、ニーズをつかんでいないため顧客へなかなか受け入れられない」

営業もエンジニアも嘆く「ハード押し込み」「調整役」

富士通が開発するサービスモデルには、先進的なものがあるという評価も聞かれるが、実際に顧客と接する営業マンには、現実のニーズとかけ離れていると感じられているようだ。またAさんは、自分の仕事について「全く面白みはない」とうなだれる。

「顧客からは業者扱いされ、御用聞きで走り回るだけ。『提案営業』などとキレイごとをいうのは結構だが、結局のところ調整役でしかない」

社内でも「毎年の売り上げ数字目標が達成できるかどうか」だけが問われ、数字が下がると、上司は「背景を理解しようとせず”何とかしろ”の一辺倒」だという。

したがって、中期的視点を持った考え方も求められない。営業マンとして同じような境遇で働く人も少なくないだろうが、あの富士通ですら同じなのかと、意外に思う人もいるかもしれない。

20代後半のシステムエンジニアBさんの書き込みにも、Aさんと奇妙に共通する言葉が並んでいる。Bさんも、仕事のやりがいや面白みが「全くない」と口をそろえる。

「走っているプロジェクトは基本現行踏襲のリプレース(置き換え)案件が多数を占めるので、何十年も前の化石のようなシステムを焼き直すだけの仕事になりがち」
「仕事の目的が顧客のビジネス向上ではなく、自社のハードをねじ込みベンダロックイン(他社への乗換えが困難な状況)に陥れること(になっている)」

プロジェクト管理といっても、仕事の内容は御用聞きや外注管理。社員の技術や業界動向に対する理解は「驚くほど低い」のだそうだ。
正社員なら第一線を外れても「毎日ネットサーフィン」

Bさんの顧客である企業の情報システム部門も、自社と同様「新しいことや挑戦的なことに踏み切る人がほぼおらず」、モチベーションが上がらない。

「新しいことはやらず、堅実な仕事しかしない。そのため、業界では常に二番煎じに甘んじている」

そう嘆くのは、30代前半のシステムエンジニアCさんも同じだ。会社は「行き当たりばったりで、戦略がない」状態と指摘する。ただし「他社の真似事」は得意で、IT関連の幅広い既存分野に進出しているので、

「永年雇用を求めるならよいが、新しいビジネスをしたいならお勧めしない」

ということだ。顧客企業の担当者の高齢化なども、どこかで関係しているのだろうか。それが一番儲かる道なら、会社がその路線を維持するのも不自然ではない。しかし、その状態はいつまで続くかは分からない。

富士通に勤務して7年目という派遣社員は、年収300万円ほどだが「一度も時給が上がったことがありません」と不満を漏らす。仕事の量は増えるが、収入は増えない。

一方で、正社員であれば高給で立場も安泰だという。前述のBさんによると、「第一線を外れた人」であっても会社にいることができ、仕事はないので「毎日定時までネットサーフィンして退社」という生活が送れるようだ。

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