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バブルやiPhoneも体の一部!競技ルールも進行形『ニコニコ学会β運動会部』未来の普通の運動会とは

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バブルやiPhoneも体の一部!競技ルールも進行形『ニコニコ学会β運動会部』未来の普通の運動会とは

7月5日、誰でも自由に参加ができる研究の場『ニコニコ学会β』で発足された分科会の一つ『ニコニコ学会β運動会部』の『第1回運動会ハッカソン』が開催されました。「運動会ハッカソン」とは、運動会をハックするという意味。ユーザー参加型で「未来の普通の運動会」をやってみようということを目的としているとのこと。なんだか面白そうなこのイベントに筆者も参加してみました。

第1回運動会ハッカソン / Sports Hack Day #1 in 神奈川工科大学『ATND』
http://atnd.org/events/52360[リンク]

ニコニコ学会とは『ニコニコ学会β』
http://niconicogakkai.jp/info/about[リンク]

運動会会場はこちら

開催場所は神奈川県の本厚木にある『神奈川工科大学』KAITアリーナ。

開場前の会場

フライングで会場をチラリ。なんだか懐かしい手作り感。ホッとします。

開場

受付開始。続々と人が集まってきます。

未来の普通の運動会スタート

未来の普通の運動会とはいったいどういうものなのでしょう。ワクワクしてきますね。

指導をしてくれた南方さん

運動会なので、ケガをしないように、まずは体をほぐすための体操からスタート。

体操からみんな楽しそう

スポーツクラブ ルネサンスのインストラクターの皆さんが指導してくれたのは『シナプソロジー体操』。命令と言った後の指示には従って体を動かし、言わない場合の指示には従わないなど、頭と体を同時に使うゲーム感覚の体操です。五感に刺激を与えながら体を動かすということで認知症などにも効果があるそう。これだけでもう盛り上がっております。

シナプソロジー普及会
http://www.s-re.jp/renaissance/synapsology/[リンク]

犬飼博士さん

運動会部長の犬飼博士氏による開会の挨拶。

中村隆之さん

運動会と会場の諸注意を説明する神奈川工科大学 特任准教授 中村隆之氏。

江渡さん

そして挨拶をするニコニコ学会β委員長の江渡浩一郎氏。みなさんゲームクリエーター。面白いイベントになるのではと期待が膨らみます。

遠吠え

「わおーーん!わおーーん!」

犬飼運動会部長が遠吠えをし、参加者が遠吠えで応える。いよいよ運動会開始です。

競技説明

この運動会はデベロップレイヤーが競技を持ち込み、プレイしていく中でルールやプログラム、道具を改良していき、最後に成果を発表するという流れになっているとのこと。決まった競技をして順位を決めるということよりも、競技自体を改良していくことに重点を置いているようです。
※デベロップレイヤー:デベロップとプレイヤーを合体させた造語。スポーツでは作ることとプレイすることがほぼ同時で同じ人が行うことから、このイベントではプレイする人も開発する人もデベロップレイヤーと呼ぶ。

今回は招待種目である『バブルサッカー』と『Twinkrun』を含め、下記7種目が集まっていました。

・バブルサッカー
・Twinkrun
・マタドローン
・Light Dodge(ライト・ドッチ)
・Ocula Tennis Online
・Exertainment Exercreation
・かがみおに

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ゲームの説明をするデベロップレイヤー。『Twinkrun』の原 健太氏。

Exertainment Exercreation

『Exertainment Exercreation』の尾高 陽太氏。

かがみおに

『かがみおに』の山田 真広氏。

参加したい競技に挙手

デベロップレイヤーがどの競技に参加したいかを確認。全て参加したい場合は全競技に手を上げればOK。やはり一番人気は『バブルサッカー』か。

時間帯と場所を割り振り

その場で開催場所と時間を割り振っていきます。

時間帯と場所を割り振り決定

『iPhone』を使う、追いかけるなど共通の要素がある『Twinkrun』と『かがみおに』は同じスペースを共有することになりました。相乗効果で良いものになっていきそう。

各スペースに分かれてプレイ開始

バブルサッカー

『バブルサッカー』は巨大バブルを装着しながら、相手と弾け合い、転がり、笑いながら楽しむスポーツ。今回はまずバブルを使って鬼ごっこを行います。バブルを装着して転がるだけで楽しそう。

バブルサッカー

子どもたちもゴロゴロ。

バブルサッカー

逆さになっても平気。

バブルサッカー

ぶつかりあっても大丈夫。

Twinkrun

夜の公園で『iPhone』をつけて、相手の動きを見ながら行うインディアンポーカーの要素を加えた鬼ごっこ『Twinkrun』。頭に装着した端末に「自分が追うのか、追われるのか」が判別できる色が表示されるが、自分では見ることができない。近づくと得点がやりとりされ、勝敗はその得点で決まります。

Twinkrun

かなり全力疾走。

Twinkrun

最後に得点を確認します。

Light Dodge

普通のスポーツでは身体能力で追いつけない。身体能力の高くない人も楽しめるものにならないかということでHPやダメージポイントの要素を加えたドッチボール『Light Dodge(ライト・ドッジ) 』。ドッジボールなのにHPの状態がスクリーンに映されているところが面白い。

Light Dodge

『Light Dodge(ライト・ドッジ) 』の甲斐 貴大氏(ピンクのシャツ)がルールを解説中。

かがみおに

『かがみおに』実際に動きながらルールを編み出していきます。こちらもかなりハードに動く競技。

かがみおに

鏡をもった人が敵の背後にまわって、敵の『iPhone』のカラーを教えます。

Exertainment Exercreation

小さなトランポリンでジャンプしながら、最高の瞬間を写真におさめる『Exertainment Exercreation』

Exertainment Exercreation

いい写真とれたかな。

セッティング

『Ocula Tennis Onlne』セッティング中。

マタドローン

『マタドローン』は『iPhone』で操縦できます。

マタドローン

フラフープの中をくぐらせたり、『バブルサッカー』の間飛んだり、飛ぶ姿が美しくてみとれてしまったり。

開発中

会場裏では開発も同時に行われています。

歌もある

会場の片隅では『カレーのうた』の演奏。音楽もアリなんですね。

いよいよ発表会

発表会

それぞれの競技のリーダーが発表をしていきます。

『バブルサッカー』では騎馬戦、『Twinkrun』は色の切り替わり時間の調整や次の色の予告、『Light Dodge(ライト・ドッチ)』はボールに発光体をつけるなど用具の改良などたくさんのアイデアが出てきました。今後が楽しみですね。

体験した感想

・未来の運動会は足が遅くても(身体能力が低くても)勝てるように競技を作れる
・未来の運動会は老若男女関係なく楽しめる
・未来の運動会は研究と発表があり持ち込まれる要素もかなり自由度が高い
・未来の運動会は頭で考えるだけではなく身体も動かすので、煮詰まらない
・未来の運動会は進化する

参加者の制限がなく間口がすごく広い運動会。みんなで遊びながら、体を動かしながら、新しいことを考えるというのは、こんなにも楽しいものなのかと驚きました。

今後も小規模な運動会を続けながら、競技や運動会自体を改良し、大きな大会につなげていく予定とのこと。プール、海辺など様々な場所での開催計画も。『Facebook』で情報は随時更新されるということなので、興味を持った方は「いいね!」しておくとよいかも。

ニコニコ学会β 運動会部 「未来の普通の運動会」のFacebookページ
https://www.facebook.com/mirainoundoukai[リンク]

開会式の犬飼運動会部長の挨拶から抜粋
僕たちがやっているニコニコ学会運動会部というのはニコニコ学会βの中で運動会をやる部門です。
その運動会部がやる運動会の名前は決めてあります。「未来の普通の運動会」というのが、僕らの運動会のタイトルになります。
ちょっと変な名前なんですけど、未来に普通になっていて欲しいと思っているんですね。いま未来のことを考えるということが、明日の未来と同意義なんです。

あなたが考えた未来があなたの未来になっていき、みんなで考えた未来がみんなの未来になります。
同じように、あなたたちが“これが私たちの身体”だと思っているものが、身体になります。今日、色々な道具を使いますね。例えばバブルサッカーのバブルだったり、ツインクランのiPhoneだったり。あなたたちが身体だと思った時点でそれはもう身体なんです。あなたたちがルールだと思ったもの、それがすでにルールになります。

これが身体である、これがルールであるということをとっぱらって考えることが非常に重要なんです。そういう風にあなたたちの身体と精神を拡大してもらって、少しでも未来というモノが拡大して欲しいと思っています。拡大することで笑顔が生まれたらいいと思います。

笑顔が生まれたらシェアしてください。でないとスポーツというのは大きくなっていきません。未来というのは拡大していきません。
隣の人に伝えたいと思った時点で、隣の人はあなたの身体になるんです。そうやってどんどんシェアしていくことによって拡大していってください。

いま僕らは宇宙船地球号に乗っかって、その中で暮らしながら、遊びながら過ごしています。宇宙船地球号の乗組員として僕たちは宇宙サイズの拡大を目指してスポーツというものを作っていこうと思っています。それがニコニコ学会β運動会部です。

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記者:

TwitterID: miho020

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