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幹事注目! ほかと差をつける“廃校キャンプ”のススメ

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「幹事諸君に告ぐ。夏はキャンプがしたい。キャンプ場や川辺のコテージも良いが、行き尽して何か物足りない。新しいことがしたい。とにかく童心にかえってはしゃぎたい。特別な体験を用意せよ。私を楽しませるのだ! なお、この音声は自動的に消滅する。成功を祈る!」

世の中には平気でこんなインポッシブルなミッションをムチャ振りをする人がいますよね。しかし、そんな悩める幹事たちを救うべく、筆者が取材した特別なキャンプ体験を紹介したいと思います。舞台はなんと廃校! と言っても、少子化によって2008年に廃校となった、群馬県にある猿ヶ京小学校の校舎を、2012年4月に“泊まれる学校 さる小”としてリノベーションした、れっきとした宿泊施設です。それでは、小学校というステージを最大限に活用した遊びの提案をご覧ください。

朝礼


“さる小”へキャンプに向かう20名ほどの団体と合流し、都内から車で約2時間半。自然豊かな山々に囲まれた“さる小”は、廃校と聞いてイメージしていたそれとは違い、宿泊やレクリエーション用にきちんと整備された施設でした。緑のなかにたたずむ2階建ての木造校舎は、なんとも味わい深く温もりを感じます。



まずは班ごとに整列し、担任(=幹事)から守るべきルールの説明。基本事項やスケジュールなどは、しおりにまとめておくとみんなが分かりやすくて、かつテンションもアップ! ラジオ体操で身体をほぐしたら、1日の始まりです。

1時限目:オリエンテーション


まずは、オリエンテーションも兼ねて校内探索。



懐かしい教室の風景。もちろん机とイスは小学生サイズです。


図書室の本棚には書籍がずらり。ちなみに校内はWi-Fiが使えるので、仕事を持ち込んでしまった方も静かなここなら作業がはかどります。


図工室のイスって、なんで全部“あの四角い形”なんでしょうか。


音楽室にはもちろんピアノが。記憶をたどりながら、みんなが共通して知っている楽曲を探して合唱してみると、より一体感が増すかもしれません。とにかく風景一つひとつが懐かしい! 一瞬で小学校時代の自分に戻れることができます。

2時限目:調理実習






家庭科室には、ガスコンロはもちろん、電子レンジや調理器具、さらには食器などが完備され、事前に食材だけを準備すれば自由に調理可能な設備が整っています。業務用の大型冷蔵庫もあるので、食材や飲み物を大量に持ち込んでも大丈夫。




料理の腕は男子も女子もアピールの大チャンス。お昼のBBQの準備がはかどります。

給食:BBQ


BBQセットは有料でレンタルが可能。校長先生自ら火を起こしてくれ、小学校の校庭でBBQがスタート。


鉄板も利用できるので、焼きそばや鉄板焼きも楽しめます。




さらに、大型の炊飯器もあるので、大人数でも十分な量のお米が一度に炊けます。みんなで食べるカレーは最高ですね。

3時限目:学力テスト



“さる小”は、各種研修や勉強会などで校舎を利用する団体も多いとのこと。そこで、レクリエーションとして、みんなで学力テストを実施しました。用意されたのは小学校・中学校レベルの問題ですが、歳を重ねるにつれて記憶があいまいになっているものです。


100点満点中、筆者はなんとか70点を獲得。ガジェ通ライターとしての面目は保たれたでしょうか……。みんなガチンコで取り組んだなかで、いろいろと珍解答も生まれました。その後、成績不良者は、“さる小”から徒歩5分のところにある高さ約60メートルの橋から、真下を流れる川に向かってバンジージャンプの罰ゲーム。このあたりの企画力は幹事の腕の見せどころです。

4時限目:体育



広いグラウンドももちろん自由に利用可能。少年野球などの合宿で施設を利用する団体も多いのだとか。サッカーボールなど各種用具の貸し出しも行っています。



敷地内のプールは24時間入り放題。シャワー室も完備されています。なお、“さる小”にお風呂はありませんが、徒歩10分のところに地元の温泉施設があるので、お湯にゆっくりつかって1日の疲れを癒したいという方は、そちらまで足を伸ばしましょう。



多目的ルームでは卓球やボルダリングなどが楽しめます。もし雨が降ってグラウンドが使えないという場合は、屋内でも身体を動かして遊ぶことができます。

放課後:キャンプファイヤー




暗くなった頃、校庭でキャンプファイヤーを開始。ちなみに、放送室の音響機材は自由に使えるので、“例のあの曲”を用意すると、フォークダンスが盛り上がるかも。


夜も更けて、眠くなった人から就寝。布団や寝袋もレンタルが可能です。良い子はまくら投げなんかせずに、おとなしく寝ましょうね。勇気のある人は、この時間あたりから、真っ暗な山のなかの廃校で肝試しなんていかがでしょうか。

卒業式


1泊2日の廃校キャンプもあっという間に時間が過ぎ、卒業証書を受け取ったら帰宅の準備です。自分たちで利用した施設や備品はきちんとキレイにして、すべて元の状態に戻しましょう。

さて、いかがでしょうか。キャンプといっても、これだけ施設が充実していればみんなでアイデアを出し合っていろいろな企画を楽しむことができるはずです。今回紹介したのはあくまでも一例ですので、“さる小”の新たな楽しみ方をみなさんでどんどん発見してみてくださいね。
※卒業証書は今回の施設利用者が作成したものです。『さる小』では配布していません。

泊まれる学校 さる小
群馬県利根郡みなかみ町相俣1744-15
http://www.sarusho.com/index.html

取材協力:一般社団法人 猿ヶ京小学校スポーツアカデミー、東京アスレチック

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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