AV男優になれる人・なれない人の違いとは

AV男優になれる人・なれない人の違いとは

 アダルトビデオ(AV)の世界を垣間見てみたいという人は多いでしょう。
 しかし、現場では体力勝負で、過酷な部分も多いというのが実際のところのようです。

 そんなAV男優の仕事の厳しさ、楽しさ、舞台裏などについて、赤裸々に述べているのが『65歳。職業AV男優』(山田裕二/著、宝島社/刊)です。
 著者の山田裕二さんは、2012年の本書出版当時65歳の“シニア”AV男優。第二の人生として、56歳のときにAV男優をはじめたといいます。本書には、女好きが高じてAV男優になったというだけあり、現実的ながら、AV男優として働く喜びに満ち溢れています。
 今回は本書から抜粋して、著者の考える、AV男優として食べていく方法や、AV男優になれる人・なれない人の違いについて、紹介したいと思います。

■AV男優として食べていく方法
 AV男優のギャラは、決して高くないそうです。だいたい一日3万円から5万円。なかには10万近くもらう人もいるそうですが、そのような人は希だそうです。
 売れている男優でも、週5日働くことはほとんどなく、仕事が入るのは週2〜3日。多くの男優は、月2〜3日の仕事しかありません。
 月収ベースで考えれば、売れている男優で(月12日のお仕事、1日4〜5万円として計算すると)、月収50万円。売れていない人だと月10万程度です。
 したがって、売れていない人だと、男優の仕事だけで生活するのは難しいと言わざるをえません。実際に、AV男優の多くは、ほかの仕事と掛け持ちで男優をしているといいます。

■AV男優になれる人・なれない人の違い
 著者は友達から「AV男優になりたいので紹介してほしい」とお願いされることがあるといいます。そんなとき、著者がまず聞くのは、「人前で勃つの?」ということだそうです。
 AV男優にとって、年齢や精力も大切ですが、最も重要なのが、人前で男性自身を勃たせられるか、ということです。それができなければ、AV男優の仕事は成立しません。
 AV男優という職業に資格などは必要ないけれども、「人前で勃起させられるだけの度胸と開き直りが無ければ難しい」と著者は言います。
 もし、AV男優になりたい人がいたら、まずは「人前で勃つの?」と自問自答してみてください。

 いかがでしたか?
 AV女優に比べて、あまり注目を浴びることのないAV男優。でも、AV男優の仕事には、たくさんの苦労と努力が詰まっているといえそうです。
 これからは、ぜひ男優にも注目してみてください。
(新刊JP編集部)

【関連記事】 元記事はこちら
日当3万円〜?! AV女優の労働条件とは
女流官能小説家が教える 男性が陥りがちなセックスの“誤解”
人気AV男優たちが語る「男がグッとくるにおい」とは

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. AV男優になれる人・なれない人の違いとは

新刊JP

ウェブサイト: http://www.sinkan.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。