家入一真さんの“インターネッ党” 中野区長選挙に候補者を擁立しなかったことに関して説明
先日ガジェット通信にてお伝えした、
「東京23区全ての区長選立候補者を擁立」を宣言のインターネッ党 中野区長選には候補者擁立せず
https://getnews.jp/archives/594811[リンク]
という記事。
記事掲載とほぼ同じ時刻に、党代表の家入一真さん(@hbkr)が
練馬・中野区長選については候補者と会ったりとぎりぎりまで動いたのですが、擁立・応援までは至りませんでした。諸々含めて公式に発表するのでお待ちください!
— 家入一真 (@hbkr) 2014, 6月 9
練馬・中野区長選については候補者と会ったりとぎりぎりまで動いたのですが、擁立・応援までは至りませんでした。諸々含めて公式に発表するのでお待ちください!
とツイート。
インターネッ党のサイト(http://internetparty.jp/)にも
練馬区長選・中野区長選に関して
しばらくの間、党としての情報更新が滞っておりました。ご心配・ご迷惑をおかけしてしまい、大変に申し訳ございません。当初、党として活動の1つに掲げていた東京23区長選に関して、説明させていただきます。
という文章が掲載され、候補者擁立にいたらなかったことについて説明がなされている。
この件に関して、常見陽平さんや西田亮介さん、東浩紀さんといった識者の方々が若干厳しい意見を述べられているようである。
一生関わりたくないハフィントン・ポストの記事だから取り上げるかどうか迷ったしネタ的にもあれだが、どうでもいい感、満載。取り巻き、どう擁護するんだよ。
→家入一真氏のインターネッ党はどうなった? 中野区長選で候補者擁立せず http://t.co/8kj7QsxnGU
— 常見陽平(つねみようへい) (@yoheitsunemi) 2014, 6月 9
要するに愉快犯だったんだな。家入一真信者、取り巻き、ちゃんと擁護してみろよ。ばーかばーか。
— 常見陽平(つねみようへい) (@yoheitsunemi) 2014, 6月 9
インターネッ党は、百歩譲って、区長選の候補の擁立云々はさておいたとしても、4月からメルマガやニュースも更新されておらず(ニュースに至っては候補者を擁立しなかったことが初めてのエントリになってる)、それらは「3つの活動宣言」なるものの2つ目の柱が放置だったということを意味してる。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 6月 9
メディア、それからネットユーザーの機敏をくすぐるのがうまいなあ、と思うのは、失敗どころか、放置だったものを、「裏では頑張っていて、これから改善する」と説明することで、文脈から切断して、つまりネット的に取り出してみれば「挑戦」のようにもみえるようにしている点。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 6月 9
ついでに言えば、「結果は出ていないけど、プロセスは新しいでしょ?」というのも、ネットらしくて、そういうのが好きな人たちの感性をくすぐるし、このロジックだと延々続けられる。分野を変えたりすればなおさら。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 6月 9
ようやく記事も出てきたか。若者の政治参加の未来を考えるなら、これはきちんと批判しておくべきだと思うよ。→ 家入一真氏のインターネッ党はどうなった? 中野区長選で候補者擁立せず http://t.co/hGAQgRqInf @HuffPostJapanさんから
— 東浩紀 hiroki azuma (@hazuma) 2014, 6月 9
ネット若者論客界隈のひとたちの「相互に空気読んで悪口言わない」のは、たいていは美徳だろうけど、こと選挙となると一般のひと巻き込んでいるんだからさ。
— 東浩紀 hiroki azuma (@hazuma) 2014, 6月 9
参考:家入一真氏のインターネッ党が中野区長選挙に候補者を擁立しなかったことに関しての反応
http://cureco.jp/view/198[リンク]
次の区長選は杉並区で6月22日告示、29日投票・30日開票となっている。インターネッ党はサイトで
今回の区長選では期待していただいたにも関わらず、何も形にすることができずに申し訳なく思っております。インターネッ党は#ぼくらの政策で集まったアイデアの実行を第一に活動していくことを前提にした上で、今後の23区長選挙への関わり方については現状も踏まえて再度協議し、今週14日に改めて発表させ ていただきます。何卒、宜しくお願い申し上げます。
と発表しているが、果たして。
※画像は『インターネッ党』のサイトより
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
ウェブサイト: http://getnews.jp/archives/author/taka
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