リニア運賃は東京~大阪1万5050円を想定! 高いか安いか3000人調査

リニアモーターカー

リニアモーターカーの運営を2027年(全線開通は2045年)から開始する予定のJR東海が、国土交通省交通政策審議会(中央新幹線小委員会)で、東京から大阪までの片道運賃を1万5050円で想定していると発表した。

東海道新幹線の運賃より1000円ほどしか高くなっておらず、東京から名古屋までの運賃も東海道新幹線より700円程度しか高くしないという。はたしてこの運賃は高いのか安いのか? そこでインターネットユーザー3000人に「リニア東京~大阪の運賃1万5050円は高い? 安い?」というアンケートを実施。その結果は以下の通り。

<リニア運賃は高い? それとも安い?>
1位 妥当な値段
2位 高い
3位 高すぎる
4位 安い
5位 安すぎる

多くの人たちが「妥当な値段」と感じているようだ。驚異的なスピードと短時間での移動を考えると、もっと高額になるのではないかと考えられていたが、けっこう庶民的なレベルでの提供とあってビックリしている人が多いようである。しかし、「安い」や「安すぎる」と思っている人が少ないのも事実で、そもそも新幹線などのJR運賃が高額だと感じている人が多いようである。以下はアンケート回答者の意見だ。

・高いとは思うが妥当だとは思う
・東京大阪間が新幹線だと2時間半、リニアだと1時間なら安いような気がする
・新幹線と比べると妥当だけどそもそも新幹線が高いと感じてる
・安いよ、時間でいうと1時間以上早くなるのに。1000円で押さえられるのは凄い
・35年後までにインフレ起きてる可能性は非常に高い
・あれだけの先行投資で新幹線とほぼ同額って、びっくりするぐらい安く感じた
・高いと思って調べたら新幹線でも14000円かかるんだな。妥当だわ
・もうちょっと高くてもいいからもっと早く作ってくれ…
・35年後の新幹線の想定運賃とスピードも発表してくれよ
・リニアより新幹線の高架のコンクリート劣化が心配だわ
・新幹線の値段を考えると妥当だけど新幹線の価格を見直すことになると思う
・こんな値段で開発費や建設費を回収できるのか心配になった
・それにしても、2045年全通ということは、22歳の自分でも定年間近になるころ……

完成が十数年以上先であることに対して不満を持っている人もいるようで、「日本の技術力なら本来長く見積もっても20年以内に完成させれるレベル」という人もいた。よくよく考えれば2010年に生まれた赤ちゃんが、東京~大阪が開通する2045年には34~35歳になっているわけで、完成まで時間がかかりすぎるというのも頷(うなづ)ける。

ほかにも「パイプの中をタイヤのない車が走り回る未来はまだこないみたいだが、リニアモーターカーがもうそこまできていると思うとテンション上がってきた」という意見の人もおり、存在そのものが夢を与えてくれると感じている人も多いようだ。

協力: コッソリアンケート


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