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子どもに「どうして勉強しないといけないの」と聞かれたら?

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子どもに「どうして勉強しないといけないの」と聞かれたら?
 もし、小学生くらいのお子さんに「どうして勉強をしなくちゃいけないの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか?
 これはとても難しい問題です。
 大人になると、「子どもの頃にもっと勉強しておけばよかった」と思うものですが、それを子どもに言っても、なかなか理解できないはず。

 では、どのように子どもに答えればいいのでしょうか。
 そして、どうすれば子どもを勉強机に向かわせることができるのでしょうか。しかしそれ以前に、そもそも親自身が「勉強することの意味」を理解していないということも考えられます。どうして勉強しないといけないのでしょうか?
 教育に関するコンサルタントとして幅広い活動を行っている“受験のプロ”松永暢史さんは近著『今、なぜ、勉強するのか?―これがわかれば、子どもは進んで机に向かう』(扶桑社/刊)の中でその答えを明かしています。

■「勉強する」のは「ダマされない人になる」ため
 「なぜ勉強するのか」。この問いに対して、日本では福澤諭吉が『学問のすゝめ』で「学問がある人が賢い人となり富める人となる、無学の人は貧しい人となる」と説き、その諭吉が影響を受けた吉田兼好は『徒然草』で同じように学問の大切さをつづっています。
 そこで重要とされている一つのキーワードが「賢くなる」ということです。
 では、「賢くなる」とはどういうことでしょうか。
 その一つは「ダマされない人になる」ということ。世の中には「ダマす人」と「ダマされる人」がいます。そして「ダマす人」が「ダマされる人」を支配するという構造になっています。
 「ダマされる人」になると、損ばかりすることになります。ちゃんと読まずに契約書にサインしてひどい目にあったり、怪しい儲け話につられてしまったり、犯罪に巻き込まれてしまうという可能性もあります。
 賢さというのは、結果的に自分に返ってくるもの。正しい判断力を身につけ、良い人生を送るために、勉強して「賢くなる」必要があるのです。

■好きなことを仕事にできるようにするためにも勉強は必要
 ほかにも、自分がやりたい職業に就くためにも勉強は必要です。
 今や大学新卒生の3割が3年目までに離職するというデータがあります。自分に合わない職業や仕事を選んでしまったり、企業の表面的なイメージで入社先を選んでしまい、その結果、うつなどで体調を崩してしまうといったケースもよく聞きます。
 職業は、自分がなりたいもの、自分の得意としていることを仕事に選びたいものです。そのとき、自分の能力が高ければ高いほど、選択肢は広がります。
 職業を選択する際の判断を誤らないように勉強しておく。これは将来のことを考える上でも、とても大切なことなのです。

 勉強とは自分の可能性を広げ、人生を豊かにするために必要なものです。勉強し、「賢くなる」ことが大切なのです。しかし、子どもにとってみれば、「賢くなるため」などと説明されても、まだ分かりにくいかもしれません。では具体的にどのように親が働きかければ子どもが「賢く」なれるのか。その答えが本書に書かれています。
 本書では小学生までを対象に、子どもが勉強をするようになる方法や、親は何をすべきか、小学生のときにやっておくべきことなどが説明されています。「子どもが全然勉強しない!」と悩んでいる親御さんにとっては、参考になるはずです。
(新刊JP編集部)



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