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色覚異常がある人に朗報! 色識別をサポートするソフトウェアがインドで開発中

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色の識別に困難を伴う色覚異常。米国やヨーロッパでは男性の8%、女性0.5%が赤緑色覚異常を持つとされている。そうした人がオンライン上のコンテンツを利用しやすいようにするソフトウェアがインドで開発中だ。内容もさることながら、17歳の少年が手掛けているというから驚きだ。

色覚異常の人がPCなどの端末でコンテンツを見るとき、その見え方は色覚が正常な人とは異なるわけだが、インドの高校生、アニメッシュ・トリパチ君が手掛けているのは色覚異常でもコンテンツを見やすくするためのソフトウェアだ。このソフトウェアをインストールすることで、ユーザーの色識別能力に合わせて見え方が調整されるので、ビデオや写真、チャートなどが見やすく、そしてより楽しめるようになるという。

現在Google Chromeの拡張機能として「ReColor」を開発中で、間もなく登場する見込みだ。その開発費用を賄おうと、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で資金も募集している。出資に対する具体的な見返りがないにもかかわらず、すでに目標額1000ドルを達成していることから、社会的な意義を認められていると解釈できそうだ。

開発のきっかけは、トリパチ君の友人が赤緑色覚異常と診断され、パイロットになるという夢をあきらめなければならなかったことだという。色覚異常の人が直面する困難を間近に見て、「自分の得意な分野で出来ることを」と開発に注力しているトリパチ君だが、秋には専門学校に進学しコンピューター・サイエンスを専攻する。

トリパチ君のソフトウェアが登場すれば、よりオンラインコンテンツを楽しめるようになる人が世界中で増えることは間違いないだろう。一日も早い実用化を期待したい。

トリパチ君のHP

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