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犯罪者をハンバーガーにして食べちゃえば街は平和だね! ンなわけあるか! 映画『テーター・シティ 爆・殺・都・市』

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※当記事は残酷な描写のある映画をご紹介しています。苦手な方はご注意ください。

「市民に犯罪者の肉を食わせて住みやすい街にする テーター・シティへようこそ!」

そんな“ようこそ”されたくない街を舞台にした、色々と突拍子もないSFゴアアクション・ムービー『テーター・シティ 爆・殺・都・市』がヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中です。

近未来の街、テーター・シティ。
街のいたるところに張り巡らされたアンテナから、犯罪者が罪を犯そうとする思考を修整して“自殺衝動”に変えてしまう電波が出ており、犯罪者は警察が手を汚すこともなく自ら命を断ってくれます。
その犯罪者の遺体は食用肉に加工されハンバーガーの具材となり、街の住人たちの美味しいゴハンとなります。……いかがでしょうか。設定だけで早くもお腹いっぱいです。

全ての画像をご覧いただけない場合はホラー通信をご覧ください

ですが本題はここからで、そんな安全と美味しいご飯(犯罪者)が確約された住み良い街・テーターシティにも危機が訪れました。
なんと、思考を修整する電波をものともしない男が現れたのです。 さらにさらに! その男は犯罪者をより凶暴化させる謎の電波を放ち始めたのです! ナ、ナンダッテー!!

もはや理解が追いつきませんがとにかく危機なのです。安全なテーターシティの危機なのです!! 今作は、そんな謎の男と彼に対抗するための特殊部隊・バイカーズとの壮絶な、いや壮絶すぎる、そんなに壮絶すぎなくても、というくらいの血で血を洗うバトルを描きます。

どんなテンションで書き上げたのかわからないストーリーですが映像もすごい。人があれやこれやと死んだり潰れたり斬られたり爛れたり、人体を壊しすぎ。血のり何リットル使ったの?という仕上がりです。
監督は、以前ホラー通信でもご紹介した『アダム・チャップリン』(2月22日公開)[リンク]を手掛けたエマニュエル・デ・サンティの弟、ジェリオ・デ・サンティ。
デ・サンティ兄弟が只者ではないことは今作と『アダム~』を観れば充分すぎるほど分かることでしょう。

激しすぎるゴア描写で色々と頭が吹っ飛んでしまいますが、大きなオッパイを揺らしながら指先のレーザー・カッターで悪を成敗するバイカーズの女性隊員“レイザー”ちゃんがクールだったり、謎のタレント“カロンテ”さんが登場する犯罪者肉バーガーのCMがなかなか愉快だったりと、ところどころで妙な魅力を持つ作品となっております。

公式サイトにも「今回も彼らのフィルムには未熟な点も多く、時には説明不足で分かり難さもあるのだが」と書かれてしまうくらい荒削りではありますが、この圧倒的な“作りたいもんを作ってる”感はちょっと多幸感すらありますね。こういったニッチな映画こそ、是非とも大きなスクリーンで観ましょう。なぜなら劇場公開される機会がなかなか無いからだ!

ということで、デ・サンティ兄弟の今後の作品にも期待が高まる映画『テーター・シティ 爆・殺・都・市』は現在ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開中です。上映回数が少ないのでお気をつけて!

公式サイト:http://eclipse-movie.co.jp/title/taetercity.html[リンク]
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=HhAqKm6gkP8

<上映情報>
上映館:ヒューマントラストシネマ渋谷
◆全7回上映:
2/19(水)18:30~
2/20(木)21:00~
2/22(土)16:30~
2/23(日)18:30~
2/24(月)10:00~
2/25(火)12:00~
2/28(金)14:00~

<未体験ゾーンの映画たち2014>
「面白いのに未公開」を阻止!せっかく面白いのに劇場公開されなかったオススメ映画たちを、ヒューマントラストシネマ渋谷にて一挙に公開する大好評企画が、今年も1月18日よりスタート。
■鑑賞料金:1200円均一
※リピーター割引あり(同映画祭上映作品 2本目より1000円)

ホラー通信ではこの企画の上映作品をどんどんご紹介していきます。[リンク]



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記者:

デザイナーと記者の二足のわらじ。ふだんはホラー通信(http://horror2.jp/)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きなバンドはビートルズ、好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

TwitterID: _reinus

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