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乙女ゲーキャラの「開襟」は二次元だからこそ!? アニメ・マンガと洋服がテーマの『ニジフク vol.1』

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アニメやマンガのキャラクターの性格をひと目で分かる要素として挙げられるのが、着ているお洋服。学園ものでも休日や自宅でのシーンでは私服になるし、おしゃれだったりずぼらだったり、場合によっては表情よりも雄弁に語っているのかもしれません。
2013年12月31日のコミックマーケット85で頒布されていた『ニジフク vol.1』は、「おようふく好きオタクのための二次元ファッションマガジン」と題してアニメ・マンガや乙女ゲームなどのキャラクターが身につけるアイテムをテーマにしたコラムやイラストを掲載し、読み応え充分の一冊となっています。

表紙は『earth music & ecology Japan Label』の初音ミクコラボのアイテムを担当したイラストレーターの知梨さんが描いたカジュアルな男子&女子。裾の短いジャケット・パンツのメガネ男子と、髪留めやバッグにつけたぬいぐるみ、そしてファーブーツと小技が利いている女子の組み合わせはどちらもシンプルな着こなし方として真似できそう。
また、DMM.comのブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の艦娘たちの私服を絵師5人が描いており、サイドストーリー込みで楽しめます。

コラムは、ライトノベル『されど罪人は竜と踊る』シリーズの作者・浅井ラボさんが「阿災☆裸墓」名義で参加しているほか、ゲーム関係者からOLまで幅広く執筆。サイクルジャージやジュエリー、もこもこブーツなどのアイテムに関するものから、同人ゲームのキャラクターデザインにおける洋服の役割について論じられたものまで多岐に渡る内容となっています。
なかでも、乙女ゲームのキャラ全般がしている「開襟」について「二次元だから成り立つ」と断じ、逆にTシャツやカットソーをおしゃれに着るのは「二次元では成り立たない」と指摘したななおさんのコラムは、短いながらも鋭い視点が提示されています。
また、茨城県つくば市のマンガ專門漫画喫茶D-pocketのオーナーによる女子の部屋着についての考察では、『僕らはみんな河合荘』(少年画報社)や『今日のあすかショー』(講談社)について熱く語る一方で「多くの漫画では部屋着と言えばパジャマだった」といい、その魅力の再評価を試みています。

アニメやマンガをファッションという視点から見るという『ニジフク』は、発行人のきつねこさんによると続刊も制作予定。現在、同人誌ショップCOMIC ZINの店舗や通販で入手可能となっています。
また、2014年1月26日に東京・大田区産業プラザPiOで開かれる『艦これ』オンリーイベント『海ゆかば』に出店するサークル『Lunatic prophet』(なの17)でも委託頒布されるとのことなので、ファッション好きオタクの人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

『unrealyouth.com』(きつねこさんのサイト)
http://unrealyouth.com/

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記者:

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

ウェブサイト: http://yaplog.jp/parsleymood/

TwitterID: parsleymood

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