ずっと眺めていたくなる! ハイレゾウォークマンが不思議な“クラドニ図形”を形作る動画『オンガクの結晶』
目には見えない“音”が雪の結晶のように複雑な図形を描き出し、音の変化に応じて形を変えていく――そんな不思議な動画がソニー『ウォークマン』公式の『YouTube』チャンネルおよび『ウォークマン』スペシャルサイトで公開されました。
音が図形化するこの現象は、ドイツの物理学者エルンスト・クラドニの名前にちなんで命名された“クラドニ図形”というもの。砂を載せた板を特定の周波数を持った音などで振動させると、平面の振動する部分と振動の節になって動かない部分が生じて砂が移動し、図形が形成されます。CDの16bit/44.1kHzを超える高音質のハイレゾ音源再生に対応した『ウォークマン ZX1』『ウォークマン Fシリーズ』を使ってクラドニ図形のインスタレーションを披露しているのがこの動画『オンガクの結晶』なのです。
動画の舞台はコンサートホール。ステージ上には49台の『ウォークマン ZX1』『ウォークマン Fシリーズ』で制作したユニットが、楽団員として並んでいます。指揮者がタクトを振ると『ウォークマン』が音源の再生を開始。ユニット上の砂が振動してクラドニ図形を描きはじめます。なんだかワクワクしてきますね。
ユニットはさまざまな色の光を放ち、光と音、そしてクラドニ図形が織り成す鮮やかなインスタレーションが『オンガクの結晶』として映し出されていきます。クラドニ図形は高音域になるほど複雑な図形を描けるので、これはハイレゾに対応する『ウォークマン ZX1』『ウォークマン Fシリーズ』ならではのパフォーマンスというわけです。動画は3分で終わってしまいますが、いつまでもボーっと眺めていたい感じ。
「もっと見たい!」「実物を見てみたい!」という人に朗報。動画に登場したインスタレーションは、12月5日(木)から8日(日)にかけて東京・六本木の東京ミッドタウンで実物が展示されます。ここでは、約5分間のフルバージョンを見られるとのこと。ハイレゾに対応した『ウォークマン ZX1』『ウォークマン F880シリーズ』などの実機も展示され試聴ができるので、動画を見て興味を持った人は参加してみては。
オンガクの結晶 (Crystal of music with Chladni figures)- Sony WALKMAN(YouTube)
http://youtu.be/pi9jR_sy_7A
『オンガクの結晶~ULTIMATE EXPERIENCE~』開催概要
開催期間:2013年12月5日(木)~12月8日(日)
開催時間:12:00~20:00(予定) ※5日のみ17:00~20:00
開催場所:東京ミッドタウン ガレリア B1F アトリウム
開催内容:
『オンガクの結晶~ULTIMATE EXPERIENCE~』展示&試聴体験
ウォークマン ZX1/F880シリーズ/M500シリーズ/S780シリーズ展示&試聴体験
※12月5日(木)15:00~15:25分にはシシド・カフカさん出演のオープニングセレモニーを開催
URL:http://www.sony.jp/walkman/lovemusic/ultimate/[リンク]
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
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