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東京西川の羽毛ふとんには愛も詰まってた? “ふとん愛”にあふれる工場に突撃してきた

東京西川の羽毛ふとんには愛も詰まってた? “ふとん愛”にあふれる工場に突撃してきた

最後にふとんを買ったのはいつでしょうか? そんなこと覚えてないという方がほとんどでしょう。筆者もその一人。今回は生活に密着しているのにあんまり気にしたことがない“ふとん”を作る現場に突撃して、羽毛ふとん職人たちの“愛”を取材してきました。ふとんの品質は“愛”で決まるのかも?

東京西川の羽毛ふとん工場を見てきたぜ!

西川産業の羽毛ふとん工場に突撃!

羽毛ふとんといえば東京西川。今回はその東京西川の羽毛ふとんを、原材料となる水鳥の原毛から暖かな眠りを提供する製品までを一貫生産で作っている、西川レベックスの宇都宮工場へお邪魔しました。

西川産業の羽毛ふとん工場、「宇都宮センター」は東京ドームと同じくらいの広さ!

ここでは、まず水鳥の原毛が運び込まれます。原産地はポーランドやハンガリーなど、約10か国。ヨーロッパでフォアグラなどとして食べられる鳥の副産物として羽毛が大量に日本へ来るそうです。この原料からふとんまでを、一貫生産しているのは業界でもめずらしいとか。

これが羽毛ふとんの原毛。これでも十分きれいに見えるのだが……。

海を越えてやってきた原毛が、私たちがいつもお世話になっているふとんになるまでは、いくつかの工程があります。簡単にいうと、入荷したての原毛を、検査して、洗って、検査して、選別して、加湿乾燥して、また選別して、検査して、検査して、検査して……。

原毛は原産地できれいにしているものの、不純物もいっぱいありますし、その中から最上質の“ダウン”を、より分けなくてはなりません。普通なら数回洗浄→検査→選別すれば業界基準は十分クリアできます。しかし、東京西川は独自の厳しい基準を持っており、さらに東京西川だけの“フレッシュアップ加工”をするのがポイント。では、その工程を見ていきましょう。

第一のステップは「洗浄」

第一のステップは「洗浄」。まずはゴミを飛ばす“除塵機”を通します。

大きなゴミが

除塵機を通すと、きれいに見えた原毛から大きなゴミが取れます。このあと洗剤を使って洗うと、においの元になる油脂がほどよく抜けます。

第二のステップは「検査」

第二のステップは「検査」。普通は8回くらいしかしないすすぎを西川は10回以上もやります。

その理由は、一般的に業界では50cmのシリンダーに排水を入れて透明度を測るところ、東京西川では、2倍の100cmのシリンダーを使って透明度を検査するため。このためすすぎの回数が多くなり、しっかり洗うことでにおいや、いたみの元になる有機物を少なくなるように工夫しています。

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記者:

エンターテインメントに関係することならなんでも興味あり。面白情報を追いかけています。博物館や動物園に遊園地、そしていろんな企業のお仕事のお話を聞くのも大好き。世の中は愛にあふれてる、それを伝えたい!

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