『あまちゃん』ファンの方にもおすすめ 三陸鉄道の震災ドキュメンタリー漫画『さんてつ』

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さんてつ

9月28日に、NHKのドラマ『あまちゃん』が終わってしまうということで、世間はペットロス症候群ならぬ“あまちゃんロス(あまロス)症候群”が心配という声があがっているようである。

“あまロス”への対処法はさておき、『あまちゃん』ファンの方におすすめの漫画が『さんてつ 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録』である。ドラマの中で「北鉄(きたてつ)」の愛称で登場する北三陸鉄道のモデルとなった三陸鉄道。震災後5日で運行を再開、「奇跡の車両」として復興のシンボルとなったというエピソードがでてくるが、それはこの三陸鉄道での実話を元にしている。

作者の吉本浩二さんは、『ナニワ金融道』の作者・青木雄二さん原案の『こまねずみ常次朗』シリーズでおなじみ。近年の作品『ブラック・ジャック創作秘話』は大変な評判となったのでご存知の方も多いのではないだろうか。

『あまちゃん』人気もあってか、しばらく出版社でも品切れだったようだが、重版分ができたようで最近また書店に並ぶようになった。本の帯にも「NHK『あまちゃん』のロケも行われた三陸鉄道 奇跡の実話」と、本のタイトル並みの大きさで『あまちゃん』の文字が。

『あまちゃん』では、中心のテーマではなかったこともあり格別リアルには描かれなかった東日本大震災であるが、こちらの作品はドキュメンタリー漫画とうたっているだけありかなりリアルである。『あまちゃん』ファンに限らず、興味のある方は読んでみてはいかがだろうか。

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Taka

元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。

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