『PSP go』を充電できない人が増えているらしい

発売されるやいなや不評の新型プレイステーション・ポータブル『PSP go』。従来のUMD（ゲームソフト）を使用することができず、インターネット経由でダウンロードしたゲーム専用機になっていることで、従来の『PSP』ユーザーには不評なのだ。しかし、UMDを稼動させる必要がないので軽量化に成功。ジーンズのポケットに入れて歩けるほどコンパクトな本体となっている。

そんな『PSP go』だが、これから購入しようと考えているならば、特に注意してもらいたいポイントがひとつある。それは充電に関してだ。『PSP go』を充電する方法はふたつあり、ACアダプターを利用してコンセントから充電する方法と、パソコン等にUSB接続して充電する方法がある。

しかし「せっかく『PSP go』がコンパクトなのにACアダプターとコードが大きくてかさばる！」という難点があり、もし外出したり旅行をする際はUSBコードだけを持っていきたいところ。出先でパソコンやUSB接続できる機器かあれば、そこから充電できるからだ。だが、そこに大きな落とし穴があるのである。

『PSP go』をUSB充電したい場合、『PSP go』をUSBモードにセットしてからじゃないと充電できないのである！　ということは……そう、『PSP go』の電源が入らないほどバッテリーが少ない場合はUSBモードにすることができず、充電できないのである！『PSP go』の電源がオンにできない状態で充電したい場合は、ACアダプターを使用してコンセントから充電するしかない。

周辺充電機器を使用すれば充電が可能になるという話もあるが、それを使用するならば最初からACアダプターを持って移動するというもの。なんとも不便な『PSP go』の仕様である。システムウェアのバージョンアップでUSBモードにしなくても充電できるようにならないものだろうか？　インターネットで調べてみても、けっこう多くの人たちが充電できない状態になって困っているようである。

とはいえ、編集部としてはUMDが使えないにしても『PSP』本体をこれから買おうと思っている人には『PSP go』をオススメしたい。多くのゲームがUMDと同時発売だし、画面もキレイに見え、さらにコンパクト。UMDを1本も持っていない人にとって、『PSP go』はネガティブなハードではない。もちろん、充電の部分に関しては改善してほしいものだが……。

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